【映画感想】【ネタバレ無し】前田建設ファンタジー営業部
はい。いきなり本題。
今日(2月9日 日曜日)は映画を4本観てきました。
全部詳細な感想書きたくはあるんだけどぶっちゃけはてブでホッテントリになりたいから手短にまとめます。
追加20200215
ホッテントリ入り諦められなかったので増田に転載しました
https://anond.hatelabo.jp/20200213214854
だってこの映画の第2弾観てえんだもん!!!
10年後とか舞台にしてメンバー全員入れ替えても続けられるし
2020年舞台にしてもいいわけで
とにかく観る人増やして、続編の製作費にしたくなったのよ。
プリズムエリート(プリズムヤクザ)って人種はそういう奴なの。
あと
https://anond.hatelabo.jp/20200214232724
裏話面白すぎでしょ
追加終わり
映画「前田建設ファンタジー営業部」
めっちゃくちゃ面白かったです。
いやほんと。
で、なんでホッテントリになりたいって言い出したかと言うと、目立ちたいからとかじゃなくて
この映画なんか猛烈に埋もれそうなんすよ・・・。
去年、「BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ-」の時にも感じたんだけど、面白いのにあんま注目されない映画だ!これ!ってなって
せめてはてなーのオタク層に伝えたくてキーボードを叩きました。
(ゆうても俺のブログそんなに観てる人いねーけど)
ひとまずですね。この映画
「マジンガーZ知らなくて大丈夫」
です。
俺のマジンガーZの知識って本作の主人公のドイ(俳優としては仮面ライダー龍玄やってた高杉真宙さん)と同じで
スーパーロボット大戦とかでなんとなく知ってるってレベルです。
それでも全然平気でした。
次にこの映画、ジャンルを個人的に名付けるなら
「お仕事あるあるコメディ」
ですね。
・広報や営業の仕事をやった事のある人。
・専門技術を駆使して自社プロジェクトの達成を目指した事がある人。
・それらを他社に求めて見積を依頼した事がある人。
日本で働く多くのサラリーマンがみんなワハハと笑えるコメディです。
その手の経験無い層や学生さんが楽しめるかどうかは30代男性の主観からだとわからんです…。そういった立場の人のブコメ求む。
舞台は西暦2003年。
WindowsXPとガラケーの時代。(実際、作中に出てくる電子機器とお菓子の包装なんかは2003年をキッチリ再現してました。それ以外のスーツとかデスクとかはぶっちゃけ2020年だと感じたけど…)
かつては日本各地にダム等を建設してきた前田建設。
しかし、今ではかつて花形だったダム開発部署も需要がなくなり
新規事業は縮小。同業他社とのコスト削減合戦というクッソ寒い時代。
そんな前田建設の広報課長のアサガワが
自社の宣伝として根回してして開始した起死回生のプロジェクトが
「予算0円でネタだけどガチに考察してアニメ作品内施設の見積金額を出す」
というWebコンテンツの連載でした。
それが「前田建設ファンタジー営業部」です。
で、初連載のネタとして何をやろうかというと
「光子力研究所の弓教授へ提出するマジンガーZの格納庫の見積作成」です。
自社技術者の協力を得て、知識を集めて、現場を見学。
図面引いて土木工事のプラン立ててアニメのDVD観て格納庫の構造を推察して積算までの進捗を進めていくわけなのですが
広報チームにいるアサガワ課長以外はアニメオタクのチカダ以外マジでやる気が無い。
Web担当の若手社員ドイ(主人公)。
現場から広報に異動したベッショ。
専門用語が出てくると会議中に寝る紅一点のエモト。
3人ともすごいやる気無いしメンタリティや社会の空気が2003年!
アサガワ課長の暴走に巻き込まれた被害者という立ち位置で
「自社の看板を背負って技術水準を公開するような見積をネットにアップするんだからやるからには半端な物は作るな」
という社内の各部署からのプレッシャーを
「オタクネタのWebコンテンツを作る事のしょうもなさを非難されている」
と勘違いしてしまう面々。
周囲の期待と本人達のやる気のすれ違いや
本人達がようやく出したやる気が部内で軽く扱われる事の悲哀等。
本当に社会人向け、サラリーマン向けのお仕事コメディでした。
もっと色々書きたいけどネタバレになるからここまで。
ただ、いい映画だったよ。
観た人は老若男女関係なくいい映画だった!ってなると思う。
問題があるとしたら「あ、面白そうだから観るかー」ってなる映画ではちょっとないトコで・・・。
観た人はガンガン口コミ書いて周囲の人誘っちゃって!!!!!って思いました。
もちろんすげえファンタジーな部分もあるんだけど、コメディにケツの穴小さい文句つける気にはならないって思いました。演技過剰な部分もコメディなんだから仕方ない。
感情を揺さぶられる映画でした!
もし観たら感想書いて
俺のTwitterアカウントあたりに教えて!!!!
「めっちゃ面白かったよ」でも
「お前の教えた映画クソつまんなかったよ」でも
どっちでもいいから
映画の感想分かち合おうぜ!!!
あと、調べてわかったんですけどこの原作。
原作はノンフィクションなんですね・・・。
実際に前田建設がボランティア従業員で作って出版されたコンテンツがベースと。夢のある話ですなぁ・・・。
で、ここからは俺の日記帳な!
今日観た映画の残り3本は
●ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-
・単なる原作5巻のアニメ化で、映画でやるにしてはちょっと…。映画になってTVシリーズから変わった点はモブゴブリンのわらわら感が増した事ぐらいで。原作ファンにはオススメするけど原作や漫画の方がよっぽどいいので、声がつく事に価値を見いだせる人向けでした。
・TVシリーズに3話追加した映像として観た場合は大満足の部類ですね。TVシリーズとほぼ同レベルの作画と演出でした。
・でも特典として付属する書き下ろし小説は電子書籍で集めてる立場としてはマジでこういう商法やめてって思いました・・・。物理書籍は邪魔なんだよね・・・。
●劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー
・人生で今まで観てきた戦隊映画の中で1番良かったです・・・。新造スーツ数はたったの2。ロボ戦も無しで前作のルパパト7戦士と今作のリュウソウジャー6戦士の交流を描くいつものVS系Vシネマ。なんですけど、脚本力がすごくて。ほんといいモン観た・・・。是非応援上映でまた観たいです。新たな敵を「倒せなくはないが倒す事ができない」という敵として描くのが本当に上手いの。ルパパトならではのロジカルさとリュウソウジャーらしい脚本力が融合して本当に最高の戦隊映画でした。
・この映画3本立てで、2本目は魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO。本当に単なる新しいスーパー戦隊の第1話って感じの内容で、もしテレビで観たなら大満足だったんですけど、映画館で観せられる内容としては30分のCM観せられた気分でした。
・3本目が「キラメイジャー、ルパンレンジャー、パトレンジャー、リュウソウジャー」と「スタートゥインクルプリキュア、Hugっとプリキュア、ヒーリングっとプリキュア」がコラボするという俺達にとっては特だけどメインターゲットの男児は嬉しいの?大丈夫?俺は嬉しかったよ!って作品でした。
●KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-(ストリートルート応援上映)
・通算5回目。多分見納め。博多の応援上映はやっぱり最高だわ・・・。
・この映画、週替りで中間部分の内容変わるんですけど、ストリートルートは応援上映やっててすげー楽しかったから2回目観れてよかったです。
・問題があるとしたらこの映画、低予算でいつもの撮影会社使ってなくて楽曲とCGムービーに致命的なズレがあるんですよね・・・。だから新規楽曲のダイスキリフレイン以外は本当に「プリティーシリーズの曲とダンスの完璧なタイミング合わせ」が崩れててすごい苦痛ではありました・・・。ただ、それでも、それでも応援上映に参加したら結構満足はしました。
・でもな、こんな映画でマジでシリーズ終わりにすんなよな・・・。なーにが22世紀でハグしましょだよ。ウチの博多では「今世紀中でお願いします!」ってみんなで主演のキャッチコピーに抗議してるよ。
あ、日記は以上です。
ホッテントリになったらいいなぁ・・・。
Twitter上では「ヲタクに恋は難しい」を引き合いに出して前田建設オススメしてる人いるけど
ヲタ恋は観てないし観る勇気持てないんでなんとも言えんです・・・。引き合いに出すのもよくないとは思うけど
翔んで埼玉地上波での予告から見るに
「オタクの味方のフリをした敵が作った映画」に見られて、引き合いとして出されたんかなとは思う。
思うけど
そんなんで注目されてもなぁ感すごいある
だってターゲット全然違うんですもの・・・
あと、身内のヲタ恋評を聞くと
「言われるほど酷い映画じゃねえよ」
「酷い部分は世間で言われてる部分じゃねえよ」
「コミケを恋愛の舞台にするなって批評始めたらスラムダンクも読めねえよ」
との事だったので偏見よくないとあらためて思いました。反省