クカトタイムス

オタクが長文でべらべら喋る

自分用まとめ。武装神姫バトルロンドの想い出

ほーんと自分用の記事なので

別にバズりたいとかそーゆーのはなんも無いでーす

 

っていう当時のグッズ自慢したらちょっとだけRT来て

まぁせっかくだしそれ以前に撮った

武装神姫バトルロンド」っていうサービス終了ゲーの画像まとめでもまとめとくかーってなったのよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オワリオワリ

 何が言いたいかってーと

みんなもサービス終了する予定のゲームはまとめとけよって話

武装神姫BATTLE RONDOは

2007年~2011年10月31日まで俺が楽しんだ最高のKONAMIゲーの1つで

アクションフィギュアに同梱されるシリアルナンバーをゲームに入力する事で

武器、防具、素体が手に入って

それを組み合わせて「AI戦闘」でバトルするというもので

プレイヤーはカスタマイズを終えて試合を始めたら一切の介入ができないの

それが

それが逆に熱かったし面白かったし

今でもなお、同レベルのゲームは一切出ていない。

何がすごかったって言うと、「ジオラマスタジオ」っていう

写真撮影機能の高性能さもあってたくさんの遊びができてたのよ

でも今となっては当時を知る資料は少ない。

だからこそ

昔、こんな最高のゲームがあったよって事を残せるように

サービス終了ゲーの画像はまとめとけよってお話でした

ゲーム大好き人間のゲームテッキトー語り

id:p_shirokuma

さんの

p-shirokuma.hatenadiary.com

に対する

id:kuuhaku2

さんの

kuuhaku2.hatenablog.com

というアンサー

に、対する

 

俺という現役ゲーマーのテッキトーなエントリ。

 

まー、ゲームって楽しいよね!俺ゲーム大好き。

そしてゲームの周囲に渦巻く文化や交流も結構好き。

今年の闘神祭2020は

www.toushinsai.com

ちょっとやりこみおろそかにしててサムスピ出るの諦めたけど

今の時代って昔より大会参加のハードル低くなって

ゲーセンが淘汰されたからこそ、大きなゲーセンでコミュニティ主催と言うかゲーセンや公式主催以外の大会もたくさん開催されて

ここ10年ぐらいの社会人になってからの方が対戦ゲーム楽しいなーって思ってる人です。

10年以上前の大学高校の頃も元気に連ザとかキャリバー2とか3rdとか連コインしてたけども、その頃より濃密な時間を過ごせてると思うわ。

 

自己紹介終わり(ここ1年大会から離れてるけど2年前までは大会よく参加してたぐらいのゲーマーって感じです)

で、アレですよー。

 

kuuhaku2.hatenablog.com

の記事についてなんだけど

だが、ゲーセンの主流は、100円が1分で消え去る、スト2を始祖とする対戦ゲームにあると思う。

主流・・・

難しいよね主流って。

みんな、自分の体験こそが主流って思いがちなんだよね。

 

例えばさー。モーリーファンタジーってあるじゃん。

www.fantasy.co.jp

別にモーリーに限らなくていいけど

対象年齢低めのゲームセンター。

ここもまた、ゲームセンターなんですよ。

(流石にキッズがメインで遊ぶピークタイムでは遊んでないし、ここで稼働してるタイトルを大友向けに運営してるゲーセンで遊ぶ方が多いです。念の為)

 

で、偏見持ったゲーマーは「キッズ向けゲーセンにあるゲームは面白くない」とか思うんだけどさにあらず

太鼓の達人はいわずとしれたガチ難易度だし

今でこそヌルゲーになっちゃったけどマリオカートアーケードグランプリキラッとプリチャンの前身タイトルのプリティーリズムとかはどっちもレースゲーや音ゲーとして結構ガチだったりしました。

そのガチさが愛されていまだにマリオカートアーケードグランプリ2で遊べるゲーセン、福岡には数店舗残ってるしね。

プリティーリズムも全国に遊べるトコあったり。(今のキラッとプリチャンも好きよ。プリパラ資産全部使えるし。プリパラも復活したし)

他、任天堂IPでCAPCOMが開発したルイージマンションアーケードとかすっげえぞ。

ファイナルファイトの難易度」って感じ。すげー骨太。容赦が無い難易度。

 

とまぁ、主流って場によってめっちゃ色々変わるよねって話。

「スト2を始祖とする対戦ゲームが主流」

がアケの主流かどうかは難しいなーってお気持ち。

よしんば対戦ゲームが主流だったとしても

ゲーセン来て対戦ゲームやらん人今日日山程いるよなって思います。ホント。

 

そもそもの話でゲーセンの息を永らえさせてた存在って、

id:kuuhaku2

なら間違いなく同意してくれると思うんだけど

メダルゲーとクレーンゲーとプリクラなわけじゃん。

 

そして、ゲーセンに普段通わない人をゲーセンに呼び寄せたゲームって、頭文字Dだったりダンレボだったりダンスラッシュスターダムだったりしてきたわけで

www.famitsu.com

稼働日未定だけど武装神姫バトコンとかほぼ間違いなく、普段ゲーセン行かない層をゲーセンに呼ぶゲームなわけで

ほんと、同じ施設で遊ぶ仲間なんだけどみんな趣味は多種多様なんだよね。

 

あと、俺は格ゲー大好きで

大会参加したり観戦したり遠征するぐらい好きで

その楽しさは今も昔もずっと変わらないと思ってる。

で、その格ゲーって言うか対人ゲーって

エンディングのなさって意味では結構ソーシャルゲームと似てるなーって思ってる。

 

近年一番マジメに続けた格ゲーが

鉄拳亜種(実際はソウルキャリバー亜種なんだけど)のポッ拳ってゲームなんだけど

2020年も世界大会であるPWCS2020に向けた日本国内予選のPJCS2020の開催が予定されれたりする。

 

 

突然自分語りはじめてごめんだけど、許して・・・。

で、この大会出るか出ないかって話ね。

艦これやFGOのような、「ソシャゲ」とよばれるゲームには終わりがない。延々と続く。だから、辞めるのに思い切りが必要で、サンクコストなりコンコルド錯誤なりに囚われていると辞められなくなるという話。

コレ。

 

アーケードゲームと対人ゲーってソシャゲと同じこの感覚をどのゲームもだいたい持ってると思うんだよね。

対人ゲーって遊び続ければ遊び続けるだけどんどん見えない形で強くなっていくわけなんだけど

どこかで辞めるタイミングがあって

でも、辞めたとしても、まだ続けてる人がいて、大会があって、仲間がそこで闘ってる。

ソシャゲはエンディングのあるゲームと同列なのか
俺は同列ではないと思う。ソシャゲは、共通の話題のようなものだ。

に 、ついてなんだけど

 

まー難しい。

すげー難しい。

エンディングのあるゲームとエンディングの無いゲーム一緒にするのがいい事かどうかはわからん。

ただ

俺はゲームはどれも、情熱を傾け続けられる限りはどれも尊いって思ってる。

 

シロクマさんに関しては

FGOFateシリーズオールスター作品なんだからもっとみんな原作やれよー」

みたいなブコメ書いちゃったけども

ガンダムVSシリーズやってるからってガンダム観るのが必須じゃないし

KOFやってるからって怒とかメタスラやらないといけないわけじゃないし

(でもやっぱFGOに限ってはゲームってよりファン感謝祭みたいなタイトルだしなーって思うんだけど長いから略)

 

とにかくグダグダ書いたけどアレっすよー。

ゲーム楽しいよねー。

 

思い切りがないと辞められなくなるゲームなのか
俺は思い切りでやめるのではなくて、「他にもっと面白いソシャゲに出会ったら」「飽きかけていたソシャゲをところてん方式で切り捨てる」ものだと思う。

に関してはだいたい同意ではあるけど

いつかふとした瞬間にソシャゲ再開する事もあるしなって思う。

アリス・ギア・アイギス一時期やめてたのに最近復帰したし

今やってるプリキュアオンラインっていうブラウザゲームが3月にサービス終了になったら

precure-online-blog.cosmomark-online.com

キンプリのソシャゲのプリララ

prism-rush.com

再開しようと思ってるし。

 

格ゲーも、ソウルキャリバー6にサムスピから覇王丸が参戦って聞いて

www.famitsu.com

EVOjapan2019参加以来また再開しようかなって思ってるし。

あ、EVOjapan2019のキャリバー6は初戦敗退でした・・・。(隙自語)

 

id:kuuhaku2

さんはエンディングが無いゲームもあるゲームも両方楽しんでると思うけど

ほんと、一言では言い表せない

すっごい複雑な想いがゲームにはあるよね

 

特に結論無いけど終わろうと思う。

ゲームってほんと楽しいから一生付き合っていきたいよね!

とっちらかったエントリ書いてすまねえ

だから、このような的はずれな論には異を唱える。

に対して

色々あるんだよって言いたかったの!

ゲームマジほんと色々

すげー色々なんすよほんと・・・

 

ここはレスの応酬に全く向かないんだけど、音ゲーは短いと思うし、ガンシューは「上手い人だけ長く遊べる」ゲームでしょう。COOPとVRはどれを指すのかわからん。 - kuuhaku2のコメント / はてなブックマーク

それはBorderbreakを始祖?とする、タイムチャージゲームですね。ゲーセン離れと、初心者脱落(負けて100円が1分で消えること)とか、いろんな歴史の積み重ねで生まれた最新のゲーセン文化です。かつてのゲーセンでは無い

2020/03/02 09:52

b.hatena.ne.jp

このお返事についても色々思うところあるけど

最新のゲーセン文化もいいもんだよ

かつての文化と完全に断絶されてるでもないし。

怖がらずに新しいゲームにコイン入れて、気に入ったゲーム見つけて

そのゲームをガチでやりあってるコミュニティに参加して

色んな強い戦法やキャラ萌えの話をして楽しい時を過ごすのって

今も昔も変わらないどころか今の方がグッと敷居が低くなって楽しくなってると思うんだ

 

オワリ

 

【追記】(自分のじゃなくて、他人のブログのブコメに口を出すというマナー違反気味な追記)

終わりのないソシャゲとエンディングのあるゲームは同列なのか - 空白雑記

同じカテゴリーだからと百科事典と漫画雑誌を雑に比較してるような話だよなぁ。ゲームも多種多様なら遊び方も人それぞれ

2020/03/02 10:23

b.hatena.ne.jp

id:aminisi

ほんとそれ。マジそれ。

ゲームとの向き合い方ってほんと人それぞれだと思う。

だからゲーム毎に言及するしかなくて、全体的包括的に言える事ってあんま無いと思う。

だから俺が

ガンダムEXVS2で遊ぶのにガンダム原作読む必要無いよ」

FGO楽しむならFate原作達も読んだ方が絶対いいよ」

って意見を両方持ってるのは同居できると思ってる。

ゲーム毎にほんと多種多様だし、上記はあくまで俺の意見で反対意見も絶対あるだろうから

 

終わりのないソシャゲとエンディングのあるゲームは同列なのか - 空白雑記

独自定義【運営が終わるまで終わりのないゲームがソシャゲ】だけど、ソーシャル要素(に伴う課金圧)が関係ないならソシャってつけるのやめて欲しい。その定義だとオンゲー全部ソシャゲになって議論が発散するよ。

2020/03/02 10:02

b.hatena.ne.jp

id:subAccount

さんのブコメにすげー同意。カテゴライズと呼び方もうちょいどうにかならんかなと思うよね

そしてオンゲー全部、ソシャゲに近い所あるよね…。

【ネタバレ注意】デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆

ネタバレあるぞー!!!!!

ネタバレ嫌いな奴帰れー!!!!!

 

よし!!!

とりあえず感想を書くにあたって

最新号のVジャンプと劇場パンフレットを読んでおきました。

そう。

劇場パンフレットを読むって事はそれだけ、この映画が良かったって事です。

 

まずどんな奴がこの映画の感想書くかって点ですが

そこそこのデジモンファンです。

どんぐらいかって言うと

Vテイマー01のアルフォースブイドラモンのPrecious G.E.M.(22,000円)

https://p-bandai.jp/item/item-1000141802

DIGITAL_MONSTER_X-evolutionのオメガモンX抗体(8,400円)

https://p-bandai.jp/item/item-1000140288/?source=csearch&medium=pc

を予約購入する程度にはファンです。

旧四部作はドラマCDまで買ってCDもコンプして角銅さんのノベライズも買う程度にはファンです。

ただ、最近のデジモンと言うか、クロスウォーズ以降のデジモンはちょっとなぁ・・・。ぐらいの。

ガチ勢とは言い切れない程度のぬるーいファンです。

 

ただ、ハンドルネームの沖田丈。この丈は

デジモンシリーズで一番好きなキャラである城戸 丈から取ってるぐらい。

それぐらい自分の中でデジモンアドベンチャーは特別な作品でした。

 

今作は20周年記念作品で、最初は行く気なかったんですよ。

tri.っていう15周年記念作品が

デジモンアドベンチャーって看板で雑な商売するぞー」

っていうクソ作品だったもので・・・

それこそ「tri.がどれだけクソだったか」って専用サイトが作られる程度には・・・。

 

でもね、tri.から比較して

まず、「颱風グラフィックス」への丸投げではなく

東映アニメーション」が作ってるんすよ。ちゃんと。

tri.って外注だったんですよ。内製になりました。やったぜ。

 

・キャラクターデザイン:宇木敦哉→中鶴勝祥

デジモンデザイン:伊藤浩二→渡辺けんじ

宇木さんも伊藤さんもtri.でしっかりいい仕事してた人です。tri.は別にキャラデザはそんなに悪くねえんです。

ただ、中鶴さんは、デジアド~デジモンフロンティアまでのキャラクターデザインでして

渡辺けんじさんは言わずとしれたデジモンデザイナーです。

本家の帰還ってのでまずワクワクしました。(tri.のオメガモンマーシフルモードは渡辺さんと聞いたけどちゃんと調べてないからよくしらない。そもそもオメガモンは渡辺デザインじゃなくて細田守デザインです)

 

さらに主題歌が宮﨑歩とAiM。

完璧じゃないですか。デジアドじゃないですか。

 

そして

・スーパーバイザー - 関弘美

・脚本 - 大和屋暁

と、本家デジモンのメンバーが帰ってきた!

大和屋さんはそんなにめちゃデジモンをメインにしてたってワケじゃないんですけど

(02はヤマト主役のドラマCDのみ参加だけど、無印~セイバーズまで5作参加は大和屋さんだけ)

単純に大和屋さんが脚本書いて面白くならないハズが無いんですよ。この人が脚本やればハズレはない。

大和屋さんが脚本かー。じゃあ行くかってレベルの人です。

 

 

悪いのは全部全部

tri.の話作った人達です。情熱の無い、原作愛の無い仕事した人達と、原作愛の無い人達の方に合わせて作った作品そのものなんすよ。

声優さんもキャラデザもしっかり頑張ってたんですよtri.は・・・。

 

終わり!!!!怨み節終わり!!!!!!

 

で、ようやくラスエボの話できるんだけど

 

良かったっす!

簡単に言うと

まず、この映画

観ても観なくても全8クールのデジモンアドベンチャーに対する評価は何一つとして変わらない映画です。

ここ重要。

観た結果、原作をも嫌いになる作品なんて論外なんすよ。

それぐらいちゃんとデジモンアドベンチャーしてました。

 

で、今作の田口智久監督のインタビューをVジャンプとパンフで読みました。

今作がちゃんとした映画になった一番の要因は間違いなく田口監督だと思います。

一部抜粋すると

・脚本の大和屋暁はスーパーバイザーの関さんが決めた。

・作画、演出などなどの大部分は田口監督がデジアドが好きな人に声をかけて回って集めた。

・田口監督が作品に参加した時点で「太一が大学生」「アグモンとの別れを描く」というプロットは決まった状態での参加だった。

※これ、予想だけど多分、木下陽介プロデューサーの発案だと思う・・・。

・前提となる設定は決まってたけど自由にやらせてもらった。

・音楽の富貴晴美さんも、ゲスト悪役声優の松岡茉優さんもどちらもデジアド好き。

・絵コンテ段階から02後半に出たモブ選ばれし子供たちやパートナーデジモンを大量に出そうと画策して可能な限りの時間を映画に込めて調整を続けた。

・一番好きな映画は02映画。ラストバトルは02映画を意識した。

・90分しかないので8+4+1の13人の選ばれし子供たちとパートナーデジモンについて描く余裕は無いので太一、アグモン、ヤマト、ガブモンに絞った(英断だと思う)

・お客さんはデジモンアドベンチャーを観に来ているから、使えるなら当時の進化バンクを使いたかったので「当時と同じように作って」と発注した。ぼくらのウォーゲームも意図的に意識して近づけた。

・パロットモン戦は怪獣映画的な破壊を、エオスモン戦は電脳空間ならではのスピーディさを意識。

・エオスモンを強く描く必要があったがオメガモンが弱く見えないように激しく動かしてオメガモンは強いが圧倒されてしまうように描けるように苦心した

とまぁこんな感じで

ほんと、今作はデジアドが好き!って人で固めた作品で

だからでこそ、観ても原作を嫌いになるような事が無い作品でした。

 

キャラクターについて色々と

●太一

○02最終話で外交官になる事が決まっているけど、政治経済学部4年生の大学生時点では卒論も就職も手付かずで日本に開くデジタルゲートから出てくるデジモンと戦う自警団活動をしている。

○一人暮らしをしていて、大学に通う関係でアグモンとは一緒に暮らしておらず戦闘時だけの関係。(多分、アグモンはテイルモンかテントモンと暮らしてるんだと思う)

○ベッドの下にエロ本がある。

・間違いなく今作の主役。ずっと戦い続けたデジアドのタカ派筆頭の彼が、外交官になる事を決心するまでのエピソードが今作。

デジモンシリーズらしさとして、太一は太一で、ヤマトはヤマトで、別々の学校に行って別々の交友関係を築いている。そういう描写していたので大満足。

・パチンコ屋でのバイトってのも、比較的時間に都合がつくってのもあって、英雄らしくはないんだけど、とても太一らしい選択だと思った。アグモンをマネタイズしようとか一切考えないの。太一は。

・そして、ずっと戦いたいとか言わず、「誰かが戦わないといけない」という責任感で戦ってる。戦うのが好きとか楽しいとか一切言わない。太一はある意味でデジモンという存在の犠牲者。

・今作はずっと血塗られた道を歩いてきた太一が、デジモンを殺さない方針を優先した自警団活動をしている事や、過剰な力の持ち主として責任を求められてきた先に02最終話に繋がるビジョンが用意されていて、アグモンを失ったとしてもアグモンを求めて可能性を煌めかせていく太一は本当にカッコいいと感じた。

 

●ヤマト

○02最終話は宇宙飛行士。理工学部の4年生。

○バンドは辞めていて(中学時点で辞めてたハズ。大和屋さんのドラマCDの時)、バイクに乗っている。

○進路が決まらず大学院への進学を考えている。それが可能性を広げる為なのかモラトリアムなのかで迷っている。

○太一と同じように自警団活動をしている事で同じ大学の友だちからは「自衛隊に幹部待遇で入隊する」と噂されているがそんな事は特に無い。

○太一と同じようにガブモンとは暮らしていない。

○空とはそんなに会ってないが連絡は取っている(太一は空とあまり連絡をとってない様子)。

・今作のもう1人の主役。「出し惜しみは無しだ!」と、ガルルモンで通用しないと見るやオメガモンを出したり、犯人の疑いがある相手を雨の中尾行したり、寝る間を惜しんで情報収集したり、大輔達に頼んでアメリカでの情報収集を任せたり、盗聴防止のプリペイドケータイを調達したり。ほんと、ガチ勢。やるとなったらやれる事全部やるスタンス。

・できる事が多いからこそ、進路に悩んで、できる事が多いからこそ進学して、そこから宇宙飛行士を目指す過程でガブモンに再開できたんなぁって感じた。

・太一もヤマトも「覚悟」を「メノアを殺す事」じゃなくて「パートナーと別れる事を躊躇しない事」に向けてて、存在する選択肢の1つである「犯人の殺害」を勘定外にしてたのが好印象。いや、井村にガブモンけしかけようともしてたけど成長期の技じゃ死なないからね。殺意の話。

 

●空

○02最終話はファッションデザイナー。大学4年生だけど進学せずに華道を継ぐ方針でいる。

・今作では「絶対に戦わない」決意を固めていて、最後まで一切戦いに参加していない。それが本当に空という人間を尊重していて良かったです。空は持っている武力、暴力を使わないという決心ができる人。それを人任せと言う事もできるけど、そういう批判も受け入れる覚悟持っての不暴力だったと思う。力を使う他の子供達が悪いとかそういう話じゃなくて、空は戦わない道を選んだってだけの話。ヒーローとしては失格なんだけど、そもそもヒーローになりたくてなったワケじゃないし。

・選ばれし子供というのは被害者でもあるってのを表現するキャラクターの1人だと思う。俺は、今作、空が自警団活動にも、エオスモン対策にも不参加を貫いたのいいと思う。

華道家からファッションデザイナーへの転向も、長い人生そんな事もあるさって思うしあんま違和感無いです。

・エオスモン戦にいなかったのは、エオスモンを撃退してたってよりはピヨモンがもうエオスモン最終決戦時点で既にパートナー解消してたって可能性もあるかも。映画1回しか観てないけど。ED時点ではもうピヨモンいなかったっぽいし。

 

●光子郎

○02最終話はデジタルワールド研究家。

○大学生にして会社経営をする社長。世界中の選ばれし子供たちのコミュニティの代表的存在。

○自警団活動の資金源と思われる。

○テントモンは光子郎の家事手伝い的ポジション。単に同居人なんだけど。会社の社長室がテントモンのポジションなんだろな。

○現場に出向くよりもデジタルゲートの遠隔発動でリアルワールドに来てしまったデジモンを「殺さずに」還す活動を牽引している。

・出てきたらいっつも活躍するどころか、今作黒幕のメノアにタゲられるという、「敵の本当の狙い」ポジションに。そして、社長ってのも頷けるわ。光子郎は太一と違って、自分の特別な体験や経験。そこから得た繋がりをマネタイズすると言うか、目的はお金を得る事じゃなくてもっと深くまで進む事だから、その為にお金が要るなら会社経営もするだろうって思うので、本当に光子郎らしいと思った。

・選ばれし子供たちの中でも一番の非凡と言うか、人生ガチ勢。それもデジアドでの冒険あってこそで、命を何度も賭けた経験があればこそ、光子郎は常にガチ勢で有り続けると思う。冒険の末に今までの日常に戻ってこなくていいって思ったキャラクターが光子郎。

 

●ミミ

○02最終話は料理研究家

○大学進学はせずにネットビジネスでアパレル販売を行っている。パルモンは従業員として働いている。

・ミミは当然のようにパルモンと一緒で、パルモンを全然持て余してないんだよね。それがミミらしくていい。と言うか太一とヤマトがちょっと不自然なぐらいパートナーを持て余してたのかもしれない。まぁ、ここらへんは映画のプロットが元々決まってたからだと思う。角銅さんが参加を断るプロットを軟着陸させた弊害が、太一とヤマトがパートナーと一緒に暮らしてないって点なんだろうなぁ・・・。ともかく、ミミはずっとパルモンと一緒なんですよ。

・で、ミミも光子郎と同じく社長さんなわけで、この商売が軌道に乗ってもフツーに料理研究家とか進路転換できそうなので特に不思議じゃないです。

・日本にあんまいないので自警団活動に参加するわけもなく。無印8人の第1犠牲者になって丈を出すきっかけになりました。

 

●丈

○02最終話はデジタルワールドの医者。

医大の5年生で医療実習中。シリーズ初の非受験生としての参加。自警団活動には不参加。

・丈がね、空と同じように自警団活動しないんだけど、エオスモンに攫われたシーンではイッカクモンに進化させて応戦してるの。丈はこういう奴。

・丈は、戦う事もできるけど、戦わない道を選ぶ事もできる奴で、バランス感覚ちゃんとしてるのよ。で、彼にとって医療実習は自警団活動よりも自分の道だったので、丈の活躍が少ない事に俺は満足したよ。丈はこれでいい。これでいいんだ・・・。

・ほんと、丈の活躍ほとんど無いんだけど、彼は光子郎と違って「冒険から日常に戻ってこれた人」なのよ。だから丈はこれでいい。これがいいんだ。

・ゴマモンとの関係も多分良好だし、どうしても戦力が必要なら事が大きくなれば普通に参戦してたと思います。そういう判断ができる奴。空との最大の違いがここ。

 

●タケル

●光

○02最終話はタケルが小説家でヒカリが保育士。2人とも大学生で自警団活動には積極的に参加。

・この2人は「光子郎を襲う為に太一とヤマトを分断させる」という餌になった形。

・テイルモンもパタモンも周囲の目を気にせずのびのび生きてて、ちっちゃい頃から一緒にいる感すごい出てた。

・多分、後述する02メンバー達共々、自警団活動にフツーに参加してたんだろうなーと思う。タケルと光が特別大輔達と別行動ってワケでもなく、たまたまだったんだろうなーって思った。今作はこの2人の物語じゃないから薄味。でも、カフェ楽しむパタモンかわいしい、食べ歩きするテイルモンも良かったし。満足。

 

●大輔

●賢

●京

●伊織

○02最終話は大輔がアメリカでラーメン屋、賢が刑事、京が主婦、伊織が弁護士。

○大輔は日本で調理師専門学校。英語は多分普通に喋れるようになってる。02の事もあったしね。そして、デジタルゲート経由で世界中を旅して麺類を食べ歩いている様子。

○賢は大輔の一番の親友なんだと思う。この映画では自警団活動不参加だったけどパンフによると積極的に参加しているそうな。不殺の活動だからこそ賢にとっては一生続ける贖罪で義務なんだろうなーって思う。

○京は工科大学でスペイン留学。光子郎と同じく選ばれし子供たちコミュニティの代表の1人。主婦になるまでに色々と実績積んだんだろうなーって思う。

○伊織は選ばれし子供たちの中の唯一の高校生で剣道部。身長も伸びた。大輔達に付き合ってるから多分伊織も英語ペラペラになってるんだと思う。

・大輔と賢は物語の都合上で意図的に外野に身を置く事になったとは思うんだけど、ヤマトが信頼する情報収集手段としてはこれ以上なく適任だからいいと思う。

・今作は大輔達の映画じゃないから活躍は控えめなんだけど、エクスブイレーザーやスパイキングフィニッシュが強かったり、コキ使われてるホークモンや、カードリーダーをハッキングするアルマジモンなんかも良かったです。

・大輔が大輔のまま大人になってて、こいつはこーゆー奴って感じすごいするのでよかった。

 

うん。

なんか6200文字行ってんだけど・・・。まぁ続けますよ。次々。

 

悪役と言うかお話全体についてなんですけど

ちゃんとデジモンアドベンチャーしてました。

最初にパロットモンとバトルして、次にオメガモンがエオスモン逃してしまってから結構な時間デジモンバトルが無いんですよ。

ただ、そのバトルが無い間をずっと「人間的な成長」「黒幕を追う」とかに使ってて

90分での時間配分としては完璧に近いと思いました。

悪役は半ばギミックに近い配置なんですけど

とにかくしっかりと上手く機能してたと思います。一見味方と思わせておいて実は敵、と。

オメガモンがエオスモンを追いきれなかった件も、ぶっちゃけあそこでエオスモンがデリートさせられていたとしても大勢の中の一匹なので困らなかったと言うか

何らかのパートナーとの絆の制限時間を短くする手段をメノアが持ってたんだろうって納得してます。

 

で、賛否両論な「ホイッスル吹いて丈達が復活」なんですけど

これはデジタルワールドへの理解が深い方が納得いくかと。

デジタルワールドって現実世界じゃないんですよ。

デジタルワールドで「思いを込めて笛を吹く」って行為は、「思いをプログラムにして音が聞こえる範囲にコマンドを実行する」って事と同義なので

太一はそういう事わかった上でやったんだと思います。

だからアレは雑な演出じゃなくてちゃんと考えられた展開だと思うの。だから俺は好き。

 

次にオメガモンなんですけど

もうね。俺、オメガモン大好きなの。

でもね、太一とヤマトのオメガモンは既にアーマゲモンに負けてるんですよ。

じゃあ、tri.みたくマーシフルモードにでもなるか?とかまた亜種増やすか?とか、もう懲り懲りなんですよ・・・X抗体はオメガモンだけじゃないから好きなんだけど

もう、オメガモンに亜種増やさせるのは懲り懲りなんですよ・・・。オメガモンはオメガモンだからいいの。オメガモンはオメガモンでいいんよ。

何より、オメガモンって、対ディアボロモン戦用の奇跡で、それ以降のオメガモンは奇跡の残滓みたいなもので

そんなものに頼ってちゃいけないって思ってて。アーマゲモン戦で負けたのはアーマゲモンがクラモンの集合体って言うか、色々とオメガモンメタな性能持った超究極体だからと思うんだけど

とにかく、オメガモンはオメガモン以上のものにあんまなられても困るなーって思ってたんですよ(X抗体除く)

で、そこに「アグモン 勇気の絆」「ガブモン 友情の絆」

これ、アニメイラストやパンフの絵だと微妙に思えるかもだけど

https://p-bandai.jp/item/item-1000143481/

渡辺けんじイラストだとちゃーんとデジモンしてます。

それでいて設定については

画像

画像

ごらんの通りで。

人間っぽい理由も納得できるし、ナンチャラグレイモンとかナンチャラガルルモンとかじゃなく

もう手垢べっとりつきまくったオメガモンでもなく

正真正銘、太一とヤマト専用の超究極体っていう

合体なんていうジョグレス進化でもない急場しのぎの奇跡に頼らない、文字通りの進化。

太一とヤマトの覚悟にパートナーが応えたってのが絵的にわかりやすい演出込みで

確かにデザインはウォーグレイモンやメタルガルルモンに比べてヒロイックさに欠けるとは思うんだけど

「カッコいいヒーローではなく巨人」

として、俺はとてもいいと思いました。

 

なんか気付いたらめっちゃべた褒めしてるけど

100点満点の映画ってわけじゃないです。

例えば細田守監督が作ったぼくらのウォーゲームのような傑作ではない。

ただ

ちゃんとした映画だったんですよ。

歴代デジモン映画の中でもトップクラスのデキだと思います。今作。

そもそものデジモン映画のハードルそのものがそんな高くないんだけども

ただ、tri.そのハードルを踏み荒らしていったからね・・・。

 

話逸れたけど

最初は「細田守の模倣したデッドコピーなのか?」とか思っちゃったんですよ。

オメガモンが出るとこまでは

ただ、そこから

「あ、真剣にデジモンアドベンチャーを令和の時代にやろうとしてる」

ってのが伝わって

デジモンアドベンチャーを知らない人にも観せたい傑作」

ではなかったのですが

デジモンアドベンチャーを8クール観たファンに胸を張って推せる作品」

にはなっていました。

 

良かったです。

俺は満足。

後で何か気付いたら書く。

 

・追記1

https://booklive.jp/product/index/title_id/713095/vol_no/001

ノベライズ出てたのね

でも本当にありがたい事に映画はノベライズのネタバレ踏まずに見に行けました。

ノベライズも評判いいので買います。やったぜ!

ネタバレ踏まないからこそ、アグモンガブモンの超究極体について何も知らずに

「あー、オメガモン亜種だったら興ざめだなー」

って思いながら観てました。

だから俺は勝ち組

 

・追記2

なんか「02最終話につながらないラストじゃん」とか言ってる人ネットに結構いてドン引き。

え?同じ映画観てたの?

誰がどう観てもここから02の最終話に直結する映画でしょ?これ?

まさか、太一とヤマトの努力や情熱が

新しい可能性を掴み取るって思えないの?マジで?

02最終話をむしろ補強する映画だとしか思わなかったですね

純然たる日記

もうほんとタダのふつーの日記だから読まなくていいぞ!

 

ポッ拳バレンタイントーナメント

https://vs.lobi.co/competition/rx5Tt

ってオンライン大会に参加して4位という好成績を残しました。

ゆうても12人しか参加してない大会だけども。

ほんと、ここしばらく全然やってないからアレだったけど指はカイリキーの動き覚えてたよ。

つっても全盛期の7割程度の動きだと思うけど。

考えずに脊髄反射で動いてたトコ大きかったし・・・。

 

動画(負け試合)

https://www.twitch.tv/videos/551781467

動画(勝ち試合)

https://youtu.be/JhCqkJYZ8po?t=4528

 

はてブの話。

http://jou2.hatenablog.com/entry/2020/02/10/220309

バズらなかったなー。残念。

まぁこれは単に俺の力不足です。ええ。

もっと何度も何度も漫画の感想とか書いたらそのうち再評価されるハズ

 

あとねー。これ書くためってわけじゃないけど

https://twitter.com/kyushumangayomi

九州漫画読み会っていうフォロワーが主催してる漫画めちゃ読む人によるオフ会行ってきて楽しかったです。

楽しかった・・・けど。

ダベる事に集中したかったから居酒屋開催よりも会議室開催の方がよくない?って思ったりはした

 

サービス終了ゲームの話。

プリキュアオンラインっていう

precure-online-blog.cosmomark-online.com

俺がとても楽しく遊んでるブラウザゲームが終わるので

https://twitter.com/hashtag/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3?src=hashtag_click&f=live

終わるまで遊び倒してやる!ってハッシュタグつけて投稿してるけど

まぁみんなが遊ばず無視してるコンテンツなのでバズるでもなく。

ただ、これはもうケジメなので。最後まで遊びきります。

ほんと、楽しかったんだよ・・・。

 

あとなんかあったっけー。

うーん。

あ、前田建設ファンタジー営業部

はてなブログでは伸びなくて増田に転載したら伸びたわ

たださー

ブクマカもうちょいブコメからはてなブログも来いよー。ばかー。

 

ブクマカ達って割とホッテントリ以外興味無いって奴多いよなー

もうちょい掘れ、俺を掘れ。俺にブクマしろよーとか思うわけで

にゃーん

 

にゃーん

https://p.eagate.573.jp/game/busoushinki/bc/?_ga=2.263687684.922442318.1582027233-497691888.1579713159

武装神姫バトルコンダクターってゲームが発表されたねー

いや、KONAMIの不義理によるゴタゴタは知ってるよ

知ってるけども

ぶっちゃけゲーム部分あんま面白そうに見えねーけども(バトルロンドみたいなゲームにすりゃいいのになんでプレイヤーに操作させるんでしょうね)

楽しみにしてます。

 

あとはアレだ

同じくKONAMIのソロモンプログラムってゲームの体験版遊びまして

https://twitter.com/search?q=vjoe%20%23%E3%82%AA%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB&src=typed_query&f=live

オトカドール勢としてはかなり満足しました

あ、ゲーム部分は今の所クソいっす

カルネージハートエクサ勢としては物足りないっす

今のままだと人気キャラの皮借りた音楽がいいだけのクソゲーなので頑張って開発してね!発売されたら買うよ!

 

終わりー。

ちんこちんこ

 

2019年漫画ランキングトップ10(暫定)

えっとね

本当なら2020年1月には公開しようと思ってたのよ・・・

 

でもダメでした・・・。時間が全然足りない・・・。だからもう暫定でごめんね。

 

元は id:AQM さんの

https://aqm.hatenablog.jp/entry/2019/07/03/183100

https://aqm.hatenablog.jp/entry/2019/12/29/000100

これらの記事に触発されて

俺も良かった2019年漫画のエントリ作っちゃる!って思ってたんだけど

 

まー難しい難しい

って言うかほんといくら時間かけても終わらない。

 

だからもう、暫定です。

 

「暫定トップ160位まで」

を公開します

https://docs.google.com/spreadsheets/d/151m5N46HTPb1oSzQDVMN7RjNRmFDapUqkGiJ4OJMGng/edit#gid=1277968587

はい。スプレッドシート

 

うん。

で、この160位までを自分の身内の漫画好き連中や

九州漫画読み会っていう

https://twitter.com/satsuma0122

さつまさんっていう人が主催する漫画好きのオフ会に持っていった結果

読むべき漫画が20作品ほど増えてしまいました・・・。

 

うん。読んでも読んでも終わらん。無理。

 

というわけで、とりあえず暫定でトップ10発表します・・・。

あと、ブクマカも遠慮なく

「お前漫画好き名乗っといてコレ読んでねーのかよハゲ!出直してこい!」

的な2019年最高の漫画あったらオススメしてね

とりあえず1巻だけでも買って判断します。

 

で、ようやく漫画好きとしての自己紹介に入るんですけど

電子書籍蔵書量は2020年2月現在4648冊。

好きなジャンルはアクション・バトル・少年漫画。

好きな傾向は「外伝とかめっちゃ出てて要履修作品が無闇に多い作品や超長期連載してる作品。別作品や関連作品と世界観的な繋がりがある作品」です。

 

はい。前置き終わり。トップ10の発表と解説いきまーす。

あと、ちょくちょく他の漫画を引き合いに出したりしてるけど

そもそもの話でただ漫画買って読むだけのクソ消費者ごときが漫画に順位つけるなんて事が最高におこがましいので

毒を食らわば皿までって感じでグイグイやっちゃいます。

ええ。もうフル本音で書きます。引き合いに出された作品が好きな人は怒っていいよ

 

 

 

第1位 ワールドトリガー

・2019年最終巻:21巻

・作家:葦原大介

・掲載誌:ジャンプSQ.

○感想

この漫画ほんとめっちゃ面白くて。

普通のバトル漫画って「相手の死角からの攻撃」「長距離狙撃」「壁貫通攻撃」みたいなの割とタブーなんだけど

そのタブーを当たり前、当然の戦法として多様していて

それでいてそういう戦い方を前提とした模擬戦のランク戦が面白く

そのランク戦でキャラ立ちした面々を活かした正規の戦闘も面白く。

SFとしての面白さ、考察する面白さ、丁寧な背景、作者のセンスのいいギャグ。

ほんと大好きな漫画で、SQ発売日の00時になるとみんなで即SQの電子版買って

「誰がどういう意図で動いたのか」「今の戦況はどうなっている」「予想される点差はこうなる」

みたいなそういうのをマンガ好きの身内で楽しんでいるので

SQが発売する毎月4日の00は最高に楽しみです。

ゲーマー勢と集団戦が好きな人にオススメ。

 

第2位 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST

・2019年最終巻:9巻

・作家:長谷川裕一

・掲載誌:月刊ガンダムエース

○感想

 9巻ってあるけど、クロボン無印が10巻。ゴーストが12巻なので実質31巻ですね。

ほんとねー。長谷川先生の漫画、面白いんですよ。

長谷川裕一先生のオススメポイントって、「敵が賢い」のよ。

最大の敵はいつだって「絶対に自分達が負けない作戦」を練って襲ってくるの。

当然主人公達はすっげー困る。こりゃ勝てねえってなる。

そこをどうひっくり返すのかってのがとても少年漫画でいいんだ・・・。

それと、モビルスーツがすごい面白い。

機動戦士Vガンダムから10数年後が舞台で、宇宙戦国時代を描いていて

数多のガンダム作家が避けて通った世界観を自分色にガンガン染めちゃってる。

だからこそもう、宇宙世紀を語るならクロボン読んでないとかマジでありえねえよ!って思うぐらい楽しいです。

・・・って、推したら、身内から週刊少年サンデーS連載の機動戦士ガンダムアグレッサーを紹介されて今読んでます。宇宙世紀漫画、俺が知らないだけで面白い漫画山程あるんですね・・・。

ほんと、漫画好きと話すと新しい漫画との出会いがエンドレスですよ。

 

第3位 ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ

・2019年最終巻:14巻

・作家:中島諭宇樹

・掲載誌:Vジャンプ

○感想

ドラゴンクエスト10の舞台であるアストルティアで繰り広げられる

「竜が出てくるような壮大な冒険」

それがドラゴンクエストです。

主人公のソウラは太古竜であるアズリアとの契約で身体に紋章を宿す剣士で

ドラゴンクエスト11の勇者イレブンや、ダイの大冒険のダイと同じような存在です。

そんなソウラが多くの仲間達と魔族の仕掛ける侵略戦争を戦うんだけど

勧善懲悪で終わらないストーリーや見応えのある集団戦。

力が強いだけがすべてじゃない、知恵の要素も重要な戦い。

そして、ドラゴンクエスト1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11。すべてが好きな人に送る様々な本家ネタの数々。

ドラゴンクエストを1作でも好きな人すべてにオススメできる歴代ドラゴンクエスト漫画最高傑作だと感じている作品です。

ダイの大冒険に心ときめかせた元子供にオススメ!大きな子供になれるよ!

 

第4位 ヴィジランテ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS―

・2019年最終巻:8巻

・作家:古橋秀之 / 別天荒人

・掲載誌:少年ジャンプ+

○感想

現状全25巻のヒロアカの外伝と言うか前日譚です。

誰の前日譚かというと、相澤先生(イレイザーヘッド)が教職につく前の話。

「3点接地すると高速移動ができる個性」を使ってコスプレゴミ拾い活動をしていたコーイチが

無個性ヴィジランテのナックルダスターとの出会いで本物のヒーロー顔負けの活動をする・・・って漫画なんだけど

作画と原作が別れてるってのが最大の特徴で

「原作の別天荒人先生」こっちがめちゃくちゃすごい。

ごくごく短いページ数でキャラクターをたてて、丁寧に先の展開を考えて伏線を用意して

それを衝撃的に回収する・・・。

こう言うと角が立つのはわかって言うんだけど

原作の堀越耕平先生が描いてるヒロアカの何倍も面白いと言うか

ヒロアカっていう世界観でやってほしかった事をこっちの外伝でやってくれていると言うか

プロヒーローがみんなすげーかっこいいの。中でもオールマイトのかっこよさは別次元。正にデウス・エクス・マキナ!ってヤバさ。

原作をもっと引き出している外伝という稀有な作品です。

 

第5位 マチネとソワレ

・2019年最終巻:6巻

・作家:大須賀めぐみ

・掲載誌:ゲッサン

○感想

私はずっと大須賀めぐみ先生のファンで、週刊少年サンデーで「魔王 JUVENILE REMIX」等を連載していた漫画家さんですね。

この漫画はいわゆる演劇漫画なんだけど、男性役者が主人公ってのが個人的に珍しいなーと思ったと言うか

ガラかめなんすよ。ガラスの仮面。読んで真っ先にガラスの仮面を連想する

ガラスの仮面並に面白い、ガラスの仮面を引き合いに出してしまっていいぐらいの演劇漫画です。

ネタ的に結構かぶっちゃってる部分はあるんだけどそれでも、ガラスの仮面の続刊が待ちきれない人向けです。

「アクタージュでいいんじゃ?」

って人もいると思うけど俺はあっちはそんなでもなかったです。

ガラスの仮面を引き合いに出さずに単純に面白さを語ると、大須賀めぐみ先生特有の「ページに引き込まれる」話作りですね。

本当にこの人の漫画は年々うまくなっていっててすごいなーって思います。大好き。

 

第6位 堕天作戦

・2019年最終巻:5巻

・作家:山本章一

・掲載誌:裏サンデー

○感想

山本章一先生初商業連載単行本化作品なのではないでしょうか。

ほんと

めちゃくちゃ

漫画が上手い・・・。ネームが上手い・・・。話運びが上手い・・・。

読者の感情を四方八方に揺さぶる漫画の上手さですよ。

俺が挙げてる面白い漫画ってほとんどがめっちゃ予備知識が必要だったり原作があったりする漫画が多いんだけど

この漫画はたった5巻。その5巻に重厚な歴史や世界観、そこで暮らす人々の悲喜こもごもが詰まっている。

あらすじを語っても誰もピンと来ない作品だと思うんだけど、ガッツリとガッツリと

作品が心に食い込んでくる漫画です。

良い漫画の条件って「期待には応えて予想は超える」って漫画だと思うんですけど

堕天作戦は見事にそれをクリアしている傑作ですね。

 

第7位 Infini-T Force 未来の描線

・2019年最終巻:8巻

・作家:小太刀右京 / 江尻立真

・掲載誌:月刊ヒーローズ

○感想

2017年の深夜アニメ『Infini-T Force』(インフィニティ フォース)という

フルCGアニメと同時に連載を始めたアニメの平行世界を舞台にした漫画作品です。

この作品は『科学忍者隊ガッチャマン』『破裏拳ポリマー』『新造人間キャシャーン』『宇宙の騎士テッカマン』のキャラクターが活躍するのですが

ぶっちゃけ俺全部知らねえです(おはよう忍者隊ガッチャマンしか全話観てない)。

でも、面白い。そんなアニメ作品の漫画版なのですがアニメよりもさらに面白い上に、アニメで途中退場した悪役「ダミアン」は漫画の世界に乱入して新たな敵となるという

アニメが好きな人にも美味しいのでメディアミックス作品としての楽しさがすごいです。

そういうの抜きにしても「装備によって戦闘力の差がハッキリしていてガッチャマンが最弱」という要素が強調されているんだけど

その最弱である事を「ヒーローチームの誰もが問題だと思っていない」という

ヒーロー同士の信頼関係が友情が熱い作品です。

アニメ観てた人みんなにオススメ。先がどうなるか不安で楽しみ・・・。

 

第8位 キン肉マン

・2019年最終巻:69巻

・作家:ゆでたまご

・掲載誌:Webプレイボーイ

○感想

毎週月曜日00時はキン肉マンの日!

キン肉マンが更新されたら即、身内で集まって1時間2時間は余裕で今週のキン肉マンについて語り合ってしまいます。おかげで月曜はだいたい寝不足!

そんぐらいの面白さです。

キン肉マンは本当に、2世の全57巻(Vジャンプ除く)の連載が終わってから始めた

ラージナンバーズ編と完璧超人始祖編が面白くて面白くて

そして今連載している最新シーズンも最高に面白いの。

今のゆでたまごって昔と比べて、読者が喜ばないただただグロいだけの描写をバッサリマイルドにして

そしてキャラクターを大切にする事と過去の描写を大切にする事。

そして、新しい超人も古い超人も誰も彼もを無駄にしない。立派に活躍される事に成功していて

学研の超人の読み応えのすごい事すごい事。

今が、そう今が、令和の今が!!!キン肉マンの最盛期だ!!!

今も連載してる同期の漫画家だとドラゴンボール鳥山明も、ジョジョの奇妙な冒険荒木飛呂彦も、るろうに剣心和月伸宏も、他多くの漫画家が今も名作の続きを描いているけれど

ストーリーという点て2020年の今を全盛期として読者を喜ばせ続ける事ができて成長と進化を続けている漫画家はゆでたまご先生しか知らないですね・・・。

今のキン肉マン読んでない奴はマジでキン肉マン語るなよってぐらい今のキン肉マンは最高です!!!

 

 

第9位 拳奴死闘伝セスタス

・2019年最終巻:9巻

・作家:技来静也

・掲載誌:ヤングアニマル

○感想

全15巻の拳闘暗黒伝セスタスの続編なので実質24巻。

最近になって単行本出るペースはやくなってきてありがたい・・・。

皇帝ネロの時代の拳闘士達によるトーナメント漫画なんだけど、多種多様なファイトスタイルを持つ闘士達の人生を賭けた殴り合い。

半生を見せて試合で魅せる。勝者には勝者の苦悩が

敗者には敗者の人生が

拳闘士同士の友情と丁寧な試合描写。魅力的なキャラクター達。本当に最高の格闘技漫画です。

ぶっちゃけベルセルクより面白いと思うので技来先生はベルセルクのアシスタントやってる暇あったらセスタス描いてほしい・・・。まだやってるってウソでしょ?

 

第10位 喧嘩稼業

・2019年最終巻:12巻

・作家:木多康昭

・掲載誌:ヤングマガジン

○感想

全24巻の喧嘩商売の続きだから36巻。

喧嘩商売に比べるとふざける事がめっちゃ減って密度がグッと濃くなりました。

マカオで開催される日本人限定のルール無用の異種格闘技トーナメントで

主人公が体重100kg級に体格に恵まれている事や数カ国語を話せる体力も頭脳も恵まれているって設定がまず面白い。

でも、格闘技の技術面だと登場選手中最弱。その最弱の十兵衛がいかにして勝ち上がるか

その勝ち上がり方が血液ドーピングだったり他選手を試合に出る前に潰す事だったり

そのあたりの盤外戦のガチさ加減、心理戦含めてすっげー面白い格闘技漫画です。

勝つという形を手にするまでにどこまでやっていいのか。喧嘩が強いのは誰だ。

様々な背景を持つ男達が交差する、勝利以外の価値が全て砂粒より軽くなっていく。

格闘技を極めようとするバカな男達の最高にクレバーな格闘技漫画です。

 

 

 

以上!

お前の漫画セレクションは甘い!って人!

https://docs.google.com/spreadsheets/d/151m5N46HTPb1oSzQDVMN7RjNRmFDapUqkGiJ4OJMGng/edit#gid=1277968587

この購入漫画160作品のランキング見てからかかってこいや!!!!!

(意訳:俺が買ってない漫画でオススメ持ってこいや!!!!!)

【映画感想】【ネタバレ無し】前田建設ファンタジー営業部

はい。いきなり本題。

今日(2月9日 日曜日)は映画を4本観てきました。

全部詳細な感想書きたくはあるんだけどぶっちゃけはてブホッテントリになりたいから手短にまとめます。

 

追加20200215

ホッテントリ入り諦められなかったので増田に転載しました

https://anond.hatelabo.jp/20200213214854

だってこの映画の第2弾観てえんだもん!!!

10年後とか舞台にしてメンバー全員入れ替えても続けられるし

2020年舞台にしてもいいわけで

とにかく観る人増やして、続編の製作費にしたくなったのよ。

プリズムエリート(プリズムヤクザ)って人種はそういう奴なの。

あと

https://anond.hatelabo.jp/20200214232724

裏話面白すぎでしょ

追加終わり

 

https://maeda-f-movie.com/

映画「前田建設ファンタジー営業部

めっちゃくちゃ面白かったです。

いやほんと。

で、なんでホッテントリになりたいって言い出したかと言うと、目立ちたいからとかじゃなくて

この映画なんか猛烈に埋もれそうなんすよ・・・。

去年、「BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ-」の時にも感じたんだけど、面白いのにあんま注目されない映画だ!これ!ってなって

せめてはてなーのオタク層に伝えたくてキーボードを叩きました。

(ゆうても俺のブログそんなに観てる人いねーけど)

 

ひとまずですね。この映画

マジンガーZ知らなくて大丈夫」

です。

俺のマジンガーZの知識って本作の主人公のドイ(俳優としては仮面ライダー龍玄やってた高杉真宙さん)と同じで

スーパーロボット大戦とかでなんとなく知ってるってレベルです。

それでも全然平気でした。

 

次にこの映画、ジャンルを個人的に名付けるなら

「お仕事あるあるコメディ

ですね。

・広報や営業の仕事をやった事のある人。

・専門技術を駆使して自社プロジェクトの達成を目指した事がある人。

・それらを他社に求めて見積を依頼した事がある人。

日本で働く多くのサラリーマンがみんなワハハと笑えるコメディです。

その手の経験無い層や学生さんが楽しめるかどうかは30代男性の主観からだとわからんです…。そういった立場の人のブコメ求む。

 

舞台は西暦2003年

WindowsXPガラケーの時代。(実際、作中に出てくる電子機器とお菓子の包装なんかは2003年をキッチリ再現してました。それ以外のスーツとかデスクとかはぶっちゃけ2020年だと感じたけど…)

かつては日本各地にダム等を建設してきた前田建設

しかし、今ではかつて花形だったダム開発部署も需要がなくなり

新規事業は縮小。同業他社とのコスト削減合戦というクッソ寒い時代。

そんな前田建設の広報課長のアサガワ

自社の宣伝として根回してして開始した起死回生のプロジェクトが

「予算0円でネタだけどガチに考察してアニメ作品内施設の見積金額を出す」

というWebコンテンツの連載でした。

それが「前田建設ファンタジー営業部」です。

 

で、初連載のネタとして何をやろうかというと

「光子力研究所の弓教授へ提出するマジンガーZの格納庫の見積作成」です。

自社技術者の協力を得て、知識を集めて、現場を見学。

図面引いて土木工事のプラン立ててアニメのDVD観て格納庫の構造を推察して積算までの進捗を進めていくわけなのですが

広報チームにいるアサガワ課長以外はアニメオタクのチカダ以外マジでやる気が無い

Web担当の若手社員ドイ(主人公)。

現場から広報に異動したベッショ

専門用語が出てくると会議中に寝る紅一点のエモト

3人ともすごいやる気無いしメンタリティや社会の空気が2003年!

アサガワ課長の暴走に巻き込まれた被害者という立ち位置で

「自社の看板を背負って技術水準を公開するような見積をネットにアップするんだからやるからには半端な物は作るな」

という社内の各部署からのプレッシャーを

「オタクネタのWebコンテンツを作る事のしょうもなさを非難されている」

と勘違いしてしまう面々。

 

周囲の期待と本人達のやる気のすれ違いや

本人達がようやく出したやる気が部内で軽く扱われる事の悲哀等。

本当に社会人向け、サラリーマン向けのお仕事コメディでした。

 

もっと色々書きたいけどネタバレになるからここまで。

ただ、いい映画だったよ。

観た人は老若男女関係なくいい映画だった!ってなると思う。

問題があるとしたら「あ、面白そうだから観るかー」ってなる映画ではちょっとないトコで・・・。

観た人はガンガン口コミ書いて周囲の人誘っちゃって!!!!!って思いました。

もちろんすげえファンタジーな部分もあるんだけど、コメディにケツの穴小さい文句つける気にはならないって思いました。演技過剰な部分もコメディなんだから仕方ない。

感情を揺さぶられる映画でした!

 

もし観たら感想書いて

https://twitter.com/vjoe

俺のTwitterアカウントあたりに教えて!!!!

「めっちゃ面白かったよ」でも

「お前の教えた映画クソつまんなかったよ」でも

どっちでもいいから

映画の感想分かち合おうぜ!!!

 

あと、調べてわかったんですけどこの原作。

前田建設ファンタジー営業部

原作はノンフィクションなんですね・・・。

実際に前田建設がボランティア従業員で作って出版されたコンテンツがベースと。夢のある話ですなぁ・・・。

 

 

で、ここからは俺の日記帳な!

今日観た映画の残り3本は

 

ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-

・単なる原作5巻のアニメ化で、映画でやるにしてはちょっと…。映画になってTVシリーズから変わった点はモブゴブリンのわらわら感が増した事ぐらいで。原作ファンにはオススメするけど原作や漫画の方がよっぽどいいので、声がつく事に価値を見いだせる人向けでした。

TVシリーズに3話追加した映像として観た場合は大満足の部類ですね。TVシリーズとほぼ同レベルの作画と演出でした。

・でも特典として付属する書き下ろし小説は電子書籍で集めてる立場としてはマジでこういう商法やめてって思いました・・・。物理書籍は邪魔なんだよね・・・。

 

●劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー

・人生で今まで観てきた戦隊映画の中で1番良かったです・・・。新造スーツ数はたったの2。ロボ戦も無しで前作のルパパト7戦士と今作のリュウソウジャー6戦士の交流を描くいつものVS系Vシネマ。なんですけど、脚本力がすごくて。ほんといいモン観た・・・。是非応援上映でまた観たいです。新たな敵を「倒せなくはないが倒す事ができない」という敵として描くのが本当に上手いの。ルパパトならではのロジカルさとリュウソウジャーらしい脚本力が融合して本当に最高の戦隊映画でした。

・この映画3本立てで、2本目は魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO。本当に単なる新しいスーパー戦隊の第1話って感じの内容で、もしテレビで観たなら大満足だったんですけど、映画館で観せられる内容としては30分のCM観せられた気分でした。

・3本目が「キラメイジャー、ルパンレンジャー、パトレンジャー、リュウソウジャー」と「スタートゥインクルプリキュアHugっとプリキュア、ヒーリングっとプリキュア」がコラボするという俺達にとっては特だけどメインターゲットの男児は嬉しいの?大丈夫?俺は嬉しかったよ!って作品でした。

 

●KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-(ストリートルート応援上映

・通算5回目。多分見納め。博多の応援上映はやっぱり最高だわ・・・。

・この映画、週替りで中間部分の内容変わるんですけど、ストリートルートは応援上映やっててすげー楽しかったから2回目観れてよかったです。

・問題があるとしたらこの映画、低予算でいつもの撮影会社使ってなくて楽曲とCGムービーに致命的なズレがあるんですよね・・・。だから新規楽曲のダイスキリフレイン以外は本当に「プリティーシリーズの曲とダンスの完璧なタイミング合わせ」が崩れててすごい苦痛ではありました・・・。ただ、それでも、それでも応援上映に参加したら結構満足はしました。

・でもな、こんな映画でマジでシリーズ終わりにすんなよな・・・。なーにが22世紀でハグしましょだよ。ウチの博多では「今世紀中でお願いします!」ってみんなで主演のキャッチコピーに抗議してるよ。

 

あ、日記は以上です。

ホッテントリになったらいいなぁ・・・。

Twitter上では「ヲタクに恋は難しい」を引き合いに出して前田建設オススメしてる人いるけど

ヲタ恋は観てないし観る勇気持てないんでなんとも言えんです・・・。引き合いに出すのもよくないとは思うけど

翔んで埼玉地上波での予告から見るに

「オタクの味方のフリをした敵が作った映画」に見られて、引き合いとして出されたんかなとは思う。

思うけど

そんなんで注目されてもなぁ感すごいある

だってターゲット全然違うんですもの・・・

 

あと、身内のヲタ恋評を聞くと

「言われるほど酷い映画じゃねえよ」

「酷い部分は世間で言われてる部分じゃねえよ」

コミケを恋愛の舞台にするなって批評始めたらスラムダンクも読めねえよ」

との事だったので偏見よくないとあらためて思いました。反省

【映画感想】映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

あれだよあれー。

 

パステルカラーのJOKER」

「実質奈須きのこ

アンパンマンだと思って観たら攻殻機動隊だった程の衝撃」

みたいなよくわからない感想が出回ってたアレです。

 

すみっコぐらしそのものはキラッとプリチャン観てる皆さんはCMで毎週観てるアレですね。

って言うかアーケードのプリチャンとも何度もコラボしてるからお馴染みまである。

 「キラッとプリチャン すみっコぐらし」の画像検索結果"

なんにせよ、縁がある作品なら観ようじゃないですか。

 

って言うか上記の紹介やバズり方には大きく引っかかる点があって

奈須きのこ」って俺が知る限りギャグが上手いノベル作家って印象です。(他作家と比べた時。むしろ今は話の展開考えるより設定出すのに徹する方が向いてる人だと思ってる)

アンパンマン」に関しては劇場版アンパンマン(通称劇パンマン)はハイクオリティな映画だし、攻殻機動隊紅殻のパンドラ(原作の攻殻機動隊1巻の前日譚)追ってる人からしたら「アンパンマン、すみっコぐらし」の引き合いに出すの絶対おかしいよな?

 

とか、まぁ、すげえ引っかかったので。

百聞は一見にしかず。観ないと!って事で観てきました。

映画好きで一番醜いのは観てない映画を批判するヤツだからな!。

 

 

 

●いきなり結論

「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」に対する

奈須きのこ」だの「攻殻機動隊」だのは

言葉選びを盛大に滑った、過剰な言葉を使った持ち上げです。

 

もっと言うと、映画を褒めてるんじゃなくて、何かを持ち上げるのがヘタクソな人の語彙に乏しいレビューって感じ。

 

じゃあダメな映画だったの?って聞かれるとそんな事はぜーんぜんないです。

ちょっと涙出かけたので、直前に2回目のプリキュア映画観てハードル上がってなかったらスタッフロールで涙腺決壊してたかもしんない。

いい映画でした。

 

いい映画ではありましたが

俺が他人、身内に勧める映画かと言うとNOです。

俺が勧めるレベルっていうのは

「もし、面白くなかったら俺が代わりにお金払うよ!!!」

ってレベルです。

そのレベルではなかった。

刺さるかどうかは人それぞれだと思いました。

元から原作好きな人にはプリキュアより刺さるかも。

 

●映画のだいたい

まず、キャラクターや世界観は予習する理由さっぱり無いです。

https://twitter.com/sumikko_335/status/1193738940424974338?s=20

に、キャラクター一覧いますが、予習する必要まったく無し。

メインキャラが5匹いて

しろくま、ぺんぎん、ねこ、とんかつ、とかげ

ですね。

それぞれ事情や思う所があって「すみっこ」にやってきました。

そして、仲間になり友になり、一緒に飯を食いに行く仲である。

そういう背景はぜーんぶ最初にやります。

 

で、飯屋の地下でひょんなことから

桃太郎、マッチ売りの少女、アラビアンナイト、人魚姫、赤ずきん等の

「飛び出す絵本」の世界に迷い込んでしまって

その迷い込んだ先でなんやかんややって、現地で新しい友達(ひよこ)と出会い、本の世界から現世に帰ろうとゆるくがんばります。

 

「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の画像検索結果"

 

映画タイトルにもなってる「とびだす絵本」は異界化した「飛び出す絵本」で

「ひみつのコ」は「ゲストキャラのひよこ(中央灰色)」です。

 

●映画の魅力

まず、キャラクターがゆるゆるとしていて、みんな仲良し。

まぁ概ね仲良し。

メインキャラ5匹に対してサブキャラや賑わし役がいて、それらが常にちょこまかゆるゆるしていて実にかわいいです。

もし、これが2D作画だったらかわいくないシーンもあったかもしれないのですが

とても丁寧に作られた3DCG映画で、最初から最後まで作画の破綻は無いです。

 

そして、音楽も強く主張しないけどいいです。

SEもいい感じ。

 

映画の魅力としてはゲストキャラの扱いですね。

すみっコ達はメインキャラもサブキャラも何らかの事情があって「自分と同じ種族から距離を置いている」コ達です。

それが集まって異種族同士で仲間に、家族になってる。

そのすみっコ達が出会ったゲストキャラは孤独で、仲間を探してあげよう。安住の地を探してあげようと奮闘します。

ですが、それは、世界のルールによって悲劇で終わろうとする。

 

どういった結末になるかは映画観た人だけの特権ですが

私はこのオチは大好物でした。

ほんと、直前にプリキュア2回目観て大号泣して首まで涙でビチャビチャにして涙腺枯らしてなかったら頬を涙がつたうぐらいはしてたかもしんない。

オチは大好きです。

 

ただ、1つ問題があるとしたら

この映画ってすみっコ達の感情を代弁したり状況を説明する男性ナレーションと

現状を説明する女性ナレーションの2人が解説と言うか天の声やってるんですね。

すみっコ達は喋れるんだけど文字として画面に出る感じで声優さんはついてないんです。

 

で、問題ってのが

男性ナレーション、割とウザい・・・。

強制的に副音声を聞かないといけないアニメって感じでここはイマイチでした。

 

●で、結局面白かったの?

・キャラクターはかわいい

・ストーリーは笑えるし楽しめる(中だるみはちょっとあるけど)

・クオリティは高い

・ただ、男性ナレーションちょっとウザい

・オチはとても好み

・ただ、だからといって、子供向けを逸脱はしていません。清く正しく子供向けです。

・原作が好きな子供が喜ぶ映画であって、原作についてなんの知識も無い人が巨大な感情に打ちのめされに行く映画でも、この映画について語らせたら3時間はいけるねって映画でもないです。

・観て、損はしません。1800円の価値は間違いなくあります。それは保証します。

・ですが、他人に勧めるかどうかだと、別に世紀の傑作とかそういうレベルのやつじゃないです。この映画はそういう映画じゃない。

・この映画は、かわいいマスコットの映画です。かわいいマスコットの映画を、かわいいマスコットを愛でる映画という範疇から逸脱はしていません。そういう映画を変なバズらせ方するのは関心しないです。

・俺ならどうオススメするかってなると、すげえかわいいマスコットがわちゃわちゃ大冒険する65分の映画。そのマスコット達はコンプレックスや悩み、孤独を抱えた者達の寄り合いで、そこにシンパシーを感じる事ができる。みたいな、前提設定から推す感じかなーって。

・間違っても「実質奈須きのこ」とか「攻殻機動隊」じゃねーよなーって。

 

オワリー。いい映画ではあったけど、俺が行く映画はだいたい1,800円の価値あるいい映画ばっかだったから

相対的に普通でした。

 

参考までに今年観た映画のリスト