クカトタイムス

オタクが長文でべらべら喋る

ブタキン(舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」)観ました

日課であるはてブホッテントリ観てたらさー

nlab.itmedia.co.jp

こんなよくわからん記事がありまして。

まぁ、「名前を言ってはいけないあの人」には興味関心も無いんだけど

ヌード表現がある舞台って別に珍しくなくね?ぐらいに思ってて

なんか最近あったよなーとか思ったら

 

日ペンの美子ちゃんの服部 昇大 先生(はっとり しょうたって読むんだ。ふくべしょうだいって読んでたよ俺)の邦画キチガイ漫画でキンプリ・キンプラやってたなーって思って

comip.jp

キンプリ、キンプラについての説明は上の漫画に任せるとしてって言うか、現代オタクの一般教養・基礎知識であるとして

どうせ俺のブログとか別に人気ブログでもないし備忘録だし、こまけえ事はいいんだよ

 

とにかく、ヌード表現のある舞台と言えば

kinpri-stage.com

があったなーって。まだ観てないなーって。

 

前置きクッソなげえ。終わり、終わり!

 

たまたまdTVの会員だったんで、思い立って観てみました。

5月に相互フォロワー(男子大学生でキンプリにドハマリしてる趣味がよろしい人)がすっごい盛り上がってて観たいなって思ってたので

 破壊的にバカだわこの映画

※役者の橋本祥平さんは23歳だから安心

プリズムジャンプで黒子が登場!

 大浴場でみんなで脱ぎ芸やりながらミュージカル!

 

とまぁ、 ネタ部分はここまでですよ。

まっとうに舞台と言うかまずはストーリーを評価すると

すっごい良かった

舞台用に再構築された結果、時系列を戻ったり進んだりさせないようにしてありまして

キンプリにキンプラからの追加キャラの高田馬場ジョージを追加した作品になってました。

以下、ネタバレバリバリと言うか、2017年の作品にネタバレも何もないでしょっていう。

 

・学習塾に遅刻しそうなシン君。

 ・ルヰ君にとっつかまって、がシン君がチケットとペンダントを受け取る。

・オバレのアスレチックコア。

・客席から出てきたシン君がオバレのプリズムジャンプでパンツいっちょに

・やべえ、プリズムショーやべえ

・オバレも自転車に乗る。弱虫ペダルの2.5次元でも舞台に自転車持ち込まなかったのにブタキンは3台持ち込んでマジでペダルまでこぐ

・シン君のときめきサイクリーング!を聖さんが見てシン君エーデルローズ入学。

・山田さんはブタキンからはオミットされている。

・ミナト役の五十嵐雅さんは、キンプリ声優の中で唯一ブタキン俳優も兼任。エーデルローズ生徒を紹介してくれる。

※って言うか五十嵐雅さんを調べてみたらアニメ声優はキンプリしかやってない、本職俳優の人なのね。特に声優として違和感感じた事なかったからビックリ。

・ユウ君のことを「ラッキースターの涼野弦、ハッピーレインの涼野いとの弟、音楽一家のサラブレッドさ!」って紹介するなど、かなりプリティーリズム視聴前提の構成になってる。

・いつもの場所でオバレとシン君が面通しするシーン。なんと、ここで、ヒロが改心する流れの回想が無い。

・この舞台を象徴する事として、オーバー・ザ・レインボーの3人はあくまで「所属事務所の先輩スタァ」でしかなくて、主役度が下がってます。つまり、ブタキンは前作キャラの重要度を意図的に下げてる。

・シン君とルヰ君が再開。ここで、CRAZY GONNA CRAZYをデュオで演技。キンプラ要素を盛り込む。

・風呂コント。すっごいバカ。シン君がちょっとスケベな中学3年生って感じに戯画化されてるんだけど、舞台のキャラクター性アレンジとしてはいいと思います。

高田馬場ジョージがライブビューイング客いじり。演技力表現力度胸がめっちゃすごくて、シュワルツローズ勢は4人(仁、ルヰ、アレク、ジョージ)とも全員がエーデルローズ勢より上手いんじゃね?って思った。もっとも自分は舞台演劇に関しては大学生の頃しか観てない素人なんでちゃんとした事は言えないんだけど、とにかく、良かった。

・客いじり終わったらシュワルツローズ4人でミュージカル。全員の紹介も兼ねてる。

・次は高架下、タイガとカヅキさん。そこから例の流れでEZ DO DANCEなんだけど、タイガの主張もキンプリより好み。で、このEZ DO DANCE、もちろんコウジとシン君のショーと平行なんだけど、本当にワンダーに満ち溢れてまして、ああ、なんで俺はライビュでコレ観なかったんだって、まぁ仕事あったりしてだめだったんだけど。マジもったいねーって思いました。

・ここからかぶりつきで観てまして、オバレ解散ライブのFlavorもやるんだけど、なんと、オーバー・ザ・サンシャインを演らないんです。そう、エーデルローズは、オーバー・ザ・レインボー解散ライブで完全に死に体になってしまう。

・シュワルツローズお風呂タイム。「ひじりぃぃぃ!!!ざまあみやがれえええええええ!!!!」の怪演が素晴らしく、グロリアスシュワルツ!の三唱も素晴らしい。パワーあふれる仁の演技だった。

・場面はエーデルローズに移って、「ハッピーレインの彩瀬なるが店長を務めるディアクラウン」と前置きを置いた上で、クリスマスイベントにシュワルツローズと合同で招待されるという。エーデルローズにはオバレの3人がいないので7人の新入生しかいない。曲もプリズムジャンプもない・・・どうしよう・・・という展開をギャグで表現。ただ、タイガいじりと言うかタイガいじめは普通に不快でした。戯画化するとしても要らん要素だったなーって。この舞台唯一の汚点

・クリスマスイベントが始まると、客はみんなシュワルツローズの仕込みで、仁によるエーデルローズ潰しだった!ザ・シャッフルの演技、大和アレクサンダーの演技、アレクVSタイガのプリズムショーバトル、ルヰ君のプリズムショー、映画ではやってなかった「皇帝演舞」を跳ぶというファンサービスも。

・3連続プリズムジャンプの迫力に意気消沈するエーデルローズ生達。そこで、シン君が飛び出す!オーバー・ザ・サンシャイン!プリズムラッシュ!客席も仲間達にも明るい色が!

・そこでユウ君が「伝説の!あのアイドルグループがやってたアレだよ!」と、MARsを思わせるセリフと共に「ミュージックレディースパーキング!」の音頭を取る。客席のみんなはオーロラドリーム当然観てんだろうな?というヤクザっぷり。そこから7人でオリジナル楽曲でプリズムショー。クリスマスショーを盛り上げる。

・クリスマスショーを無事成功させたエーデルローズ。潰すのを失敗して立ち去る仁。一皮剥けたみんなに「プリズムキングカップに向けて頑張ろう!」と号令をかける聖。アッパーで明るく舞台が終わる。

・ここから、エクストラ楽曲タイム。ドラマチックLOVE、シュワルツローズ生徒3人でのショー、聖と仁の兄弟ショー、オバレのショー、全員でのショー。そして、カーテンコール。完全に、新規のプリズムショーを観ている気持ち。

 

ああああああああああよかったあああああああああああああああ

っつーか、アレだ、盛大にネタバレしつつも言うけどさ

プリティーリズム観てて、キンプリ・キンプラ履修済みのプリズムヤクザ達は全員観ようぜブタキン!

良かった。はじめてキンプリを観た時のような衝撃があった。

愛と、情熱と、工夫。そして、ワンダーがあった。

観て、良かった。

ストーリーも、プリティーリズムを観てる事をより前提にしていて、不要な回想は無く、オバレよりも新入生をメインにしていて、シュワルツローズの生徒3人も「個」の扱いではなくなっていて、キンプリとブタキンどっちのストーリーが好きかと聞かれたら俺は断然ブタキンを推します。

 

というわけで、ヌードがある舞台ぐらいあるわ!そこ問題にすんなよ!

プリティーリズムはいいぞ!応援上映はいいぞ!

プリティーシリーズ最高!!!!!!