クカトタイムス

オタクが長文でべらべら喋る

2020年5月6月発売マイナー漫画オススメ:ベスト16作

id:AQM さんが

https://aqm.hatenablog.jp/entry/2020/06/30/000100

って企画やってて

俺もやろうやろう思ってた!

って思ったんだけど、テキストなんの準備もなくてどうすっぺ・・・

って思ったので

切り口を変えて

「漫画好きもこの漫画あんま知らへんやろ」

っていう漫画に絞って紹介します。

 

条件は

・2020年1月1日~6月30日までに電子書籍で新刊が出ている漫画作品で購入済み作品(なんだけど量が多いから5月6月を一旦作ります・・・

存在を知らない人が多そうな漫画(つまり週刊少年ジャンプ含む4大少年誌掲載の時点でNG)

です。

「は?お前コレ、どメジャーだろふざけんなよ?マイナー?どこがだよ?あ!?」

って作品が多々含まれてると思うけどまぁ

世間的には十分マイナーだと思いますよ・・・。

最近オリコンに加入して週刊コミック売上見てるんだけど

ほんと、大多数のコミックがトップ30位にも入らないのね・・・。

 

以下、面白い漫画順です。

と言うかつまんない漫画とメジャー漫画は買ってても紹介してません。

 

 

 

◎No.01・機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST

●作家名

長谷川裕一

●無料試し読み:49ページ

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=417830_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F417830%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・長谷川漫画が好きだから

●ジャンル

宇宙世紀ガンダム、ロボットバトル

●あらすじ

宇宙世紀0169年。ザンスカール帝国建国戦争であるVガンダムと前作のクロスボーンガンダム宇宙世紀0149だったので20年後の物語。

・前作主人公のフォント・ボーがコールドスリープから目覚めて1年。前作でギロチン台に立たされたアッシュ・キング少年が無敵運送の社長として立派な大人になった後、宇宙世紀ものですっかり無視されて新雪の野になっていた「Vガンダム後の宇宙戦国時代」を描きます。

●最新巻

・11巻(シリーズ33巻)が6月25日発売。

・13巻(シリーズ35巻)で完結予定。

●書評

・今、連載している漫画作品で個人的に2番目に面白いマンガなので、毎月ガンダムエースを買って連載で追ってます。1番はワールドトリガーなのでジャンプSQも買ってる。

・前作の「サウザンドカスタム機」の改造機や、既存のモビルスーツを組み合わせた「ミキシングビルド機」が多数登場する、モビルスーツ好き向けの要素がまず良いです。宇宙戦国時代というザンスカール帝国建国戦争以後の地球圏や連邦もしっかり描写しています。

・そして、「長谷川漫画」なので、モビルスーツずらっと並べてダラダラ戦うという事はせず、敵も味方も「絶対に成功する、相手に悟られないような必勝の戦術」をそれぞれ抱えて勝負に当たります。つまる所頭のいい奴同士のバトルです。

・キャラクター性、絵の魅せ方、ドラマ、ロボ作画以外はどれをとってもトップクラス。「は?全然マイナーじゃねーだろ?」って人もいるとは思うんだけど・・・ガンダム好きでもめちゃ少ないのよ。クロスボーンガンダム全巻追ってる人とガンダムエース買ってる人。アニメ以外は無視っていうガンダム好きは結構多い・・・。最高に面白いんだけどなー。というわけでマイナーだとは全然思わないけどマイナーなんすよ、本作。

 

◎No.02・海王ダンテ

●作家名

皆川亮二 / 泉福朗

●無料試し読み:15P

booklive.jp

●読んだきっかけ

皆川亮二のファンだから。

●ジャンル

・冒険、歴史、チート能力バトル

●あらすじ

・「知識チート」「自傷を代償とする魔法」という2つのチートを持つイギリス海兵のダンテ(後のネルソン)。

・「発明チート」を持つフランス海兵のナポリオ(後のナポレオン)。

・2人の幼馴染が様々な陰謀渦巻く大海原で、エジプトの地下で、大空に広がるアトランティスで、冒険や交流をする冒険活劇モノ。

皆川亮二作品で2番目に好きです。(1番はD-Live

●最新巻

・10巻が6月12日発売

●書評

・10巻ビックリしたね。1巻からのヒロインであり、ダンテとナポリオが恋をしていたエマが、物語最初の目的だったエマが、貧乏が原因で貴族に買われて行方不明だという・・・。

・ってのは置いといて、ザ・皆川漫画です。数々の青年誌連載を経て画力がさらに向上した皆川先生がその画力を惜しみなく注ぎ込んだ作品がこの作品。皆川ファンで買ってない人いたらお前それ皆川亮二ファンじゃねーよって作品。賛否あるのは知ってるけど俺は好き。

・皆川作品特有の「敵と味方がそんなに仲が悪くない」や多様される皆川フェードだったり、原作あるから話の軸はしっかりしてるんだけど、皆川先生が面白い絵を描きたいと思った時に容易にそこからこぼれだすオリジナリティ(大活躍するメジェドさまとかは皆川先生オリジナル展開)。とにかく冒険やバトルが好きなら買っとけ!って漫画です。

皆川亮二漫画のどこがマイナー?って自分でも思うんだけど「週刊連載終わった後の作家の事は知らん」って人が多いので納得いかないけどマイナー扱い。っつーかゲッサンは面白いマンガ多いと思うんだけどなぁ。

 

◎No.03・Infini-T Force 未来の描線

●作家名

小太刀右京 / 江尻立真

●無料試し読み:28P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=369474_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F369474%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・2017年放送のアニメ版が好きだったから

●ジャンル

・変身ヒーロー

●あらすじ

・2016年連載開始の漫画なのですが、2017年に放送したタツノコプロ55周年記念作品の同名アニメと同時進行の企画です。

・アニメの放送が終わった後も続けて、結果としてアニメで途中退場した悪役がやってきたり、並行世界として原作を広げる役割を持っている作品です。

科学忍者隊ガッチャマン破裏拳ポリマー新造人間キャシャーン宇宙の騎士テッカマン。4人のヒーローが連れてこられた世界で彼らがヒーローとして悪と戦うストーリー。

●最新巻

・9巻が5月15日発売

●書評

・月刊ヒーローズ連載の漫画で1番面白いのは何か?と聞かれたら本作を真っ先に挙げます。

・アニメ版も面白いんだけど、こっちのコミック版はそれに輪をかけて面白いので是非。

・ヒーロー4名は基本スペックにかなり大きな開きがあるのですが、4人とも「下位能力のヒーローは要らない」なんてネガティブな発想は一切しません。各々自分のスペックでできる最善を尽くす。それがいい・・・。

・連載が長いからこそ描ける人間関係や、アニメから大きく変えた展開、ショッキングな見開き等、ヒーロー作品として後世に残る1作になるかと。オススメ。

ガッチャマンはメジャーだと思うんだけど、アニメ終わった後もコミカライズ続いてた事やコミカライズの方が先にやってたとか知らん人多すぎ。マイナーって言っていいかなって・・・。ヒーローズは全国のコンビニ売りしてるからあんまマイナーって感覚無いんだけども。

 

◎No.04・いちげき

●作家名

松本次郎 / 永井義男

●無料試し読み:23P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=413140_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F413140%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

松本次郎という作家買い

●ジャンル

・時代劇、剣戟バトル、殺人、差別

●あらすじ

・時は幕末、大政奉還後。薩摩藩西郷隆盛藩士を使って組織した強盗・放火・辻斬り等のテロ行為集団である「御用盗」。

・その「御用盗」を成敗する為に勝海舟新選組隊士の島田幸之介を講師として組織した「一撃必殺隊」。

・「一撃必殺隊」の隊員は、侍ではなく、今まで刀を握った事もなかった百姓を使って組織する事になった・・・。

●最新巻

・6巻が5月15日発売

●書評

・なんか映画化予定あるってさ。っつーか松本次郎って時点で個人的に全然マイナーって思わないけど「新作連載してたの知らなかった」って人めっちゃ多い。

・女子攻兵がSFだったのに対して、今作は江戸時代です。ですが、殺人を行う人の揺れる心情を描くのは変わらず。

フリージア等と同様に殺し屋を描くわけなんだけど、「人を殺す」という行為の凄惨さと病む心。実際の我々の国日本で起きていたテロ行為と差別行為。それらが複雑な模様を描いているのがまさに松本次郎漫画。

・チャンバラ好きにも、フリージア好きにもオススメ。1巻読んだら6巻までグイグイ読めるよ。

 

◎No.05・幻想グルメ

●作家名

・天那光汰 / おつじ

●無料試し読み:34P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=445623_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F445623%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・ガンガンWEBでの無料連載

●ジャンル

・グルメ、異世界転移、恋愛

●あらすじ

・日本から異世界転移してしまった俊一郎が現地で4大貴族と呼ばれるサキュバール家に拾われて現代知識無双により盤石な地盤を確保した。

・という、既に立身出世を果たしてしまった金持ち主人公が家事手伝いとして雇った獣人メイドと一緒に食べ歩きをする漫画。主人とメイドもの。

・ネタバレすると主人からメイドに告白して結婚して終わりだけど、そこまでの過程をしっかり全7巻で描いているのでメイドに手を出すクソ主人ではないです。

●最新巻

・7巻(完結)が6月12日発売。

●書評

・元がライトノベルらしいのですが、ヒロインを少食なエルフから漫画にするにあたって性格も真逆らしい(全部伝聞。原作読んでないので)狼人間にして、原作とはまるで別物になった結果、原作者が原作の筆を折ってしまったとの事です・・・。

・ってのは置いといて、漫画ならではの表現のおもしろさや、ファンタジー作品ならではの「ドラゴンのステーキ」「食べられる炎」「スライムの踊り食い」のような面白いグルメがあってグルメ漫画好きにオススメ。

・メイドのシルフィンを主観にした物語も色々と読む所あるしギャグもいいしでオススメ。ただ、欲を言えばもう1巻ぐらい続いてほしかった・・・。ガンガン系の最近の当たり漫画です。円満完結。

 

◎No.06・ポケットモンスタースペシャル(BW2編)

●作家名

・日下秀憲 / 山本サトシ

●無料試し読み:11P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=315836_052&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F315836%2Fvol_no%2F052

●読んだきっかけ

・シリーズファンだから

●ジャンル

ポケットモンスター

●あらすじ

・2005年連載開始、2020年時点で55巻となるポケモンコミカライズです。ポケモンジョジョとか呼ばれる事もあったり。

・で、BW2編は前作であるBW編から主人公を変更した地続きの作品で、途中休載していた(サンムーン編執筆)のもあって遅れにおくれた刊行となりました。

●最新巻

・55巻が5月28日発売。

●書評

・前作であるBW編で主人公のブラック君がライトストーンに吸い込まれたのが2014年7月発売の51巻。そして、2020年5月発売の54巻でついに前作主人公が復活。児童向け漫画とは思えないそのペースに痺れるぜ・・・。(間にXY編やルビサファ続編やサンムーンの連載をしていた為)

・今作の主人公であるラクツ君は国際警察の警視で、もう1人の主人公であるファイツちゃんはプラズマ団というカルト教団の信者。小学生警官とカルト宗教のエージェントの対決という歴代ポケスペの中でも特異な本作なんだけど、一緒に連載していたサンムーンがすげえどっちつかずな面白くない作品だったのに対して、BW2編はキャラクター性ががっちり噛み合ってて超面白かったです。

・特にラクツ君は歴代図鑑所有者の中でも一番好きかも。超ハードボイルド。今後のシリーズ客演も楽しみ。

マイナーじゃないって?この漫画でメジャーなのって赤緑編だけじゃないっすかね・・・。

 

◎No.07・シャドーハウス カラー版

●作家名

・ソウマトウ

●無料試し読み:WEB連載

https://tonarinoyj.jp/episode/13933686331661025384 
●読んだきっかけ

・デジタルフルカラー漫画が好きだから

●ジャンル

・能力バトル、人間関係、ゴシック、友情

●あらすじ

・貴族として振る舞うが、全身から煤を出し、顔も漆黒ののっぺらぼうな「シャドー」という一族がいる。その「シャドー」の子供たちは「生き人形」という精巧な人形を「顔」の代わりとして2人1組で生活している。

・本作はダブル主人公もので生き人形のエミリコとシャドーのケイト。2人がシャドーとして大人を目指し、また、本来はシャドーと生き人形が持ち得ない目標を目指す戦いと策謀の物語。

●最新巻

・5巻が6月19日に発売

●書評

・私「電子書籍好き」というジャンルの人間でして、特にが好きなんですよ。

・で、ヤングジャンプ連載中漫画唯一のデジタルフルカラー漫画がコレです。ただ、本作ちょっと特殊で、モノクロとデジタルフルカラーが同時連載なんですね。

・ぶっちゃけ、モノクロ版は読みづらいです・・・。ちょっと前にとなりのヤングジャンプ上でWebでモノクロ版が全話掲載されたのですが、カラー版と比べて雰囲気も良くないし読みづらいしで・・・。デジタルフルカラーと同時連載しているのも、作家性だと思います。なので本作はデジタルフルカラーで是非。

・純粋な書評としては「生き人形とシャドーの関係性」がペア毎に異なる事と、世界観と能力を活かして殴り合いではなく出世レースを戦うのが面白いなーって思ってる感じ。年齢的にはみんな小中学生ぐらいで、それぐらいの年齢の子達が頑張る話が好きな人にオススメ。

ヤングジャンプはマイナー紙じゃないだろ?」って?フルカラー版がWebで同時連載してる事知らん人めちゃ多いんすよ・・・。

 

◎No.08・仮面ライダークウガ

●作家名

横島一

●無料試し読み:28P 

booklive.jp

●読んだきっかけ

・ヒーローズ掲載

●ジャンル

仮面ライダー

●あらすじ

井上敏樹という脚本家を知っているだろうか。彼にクウガを書かせたらこうなってしまったという仮面ライダーです。

・エログロバイオレンス。クウガなのにアギトと融和していく世界。クウガ、アギト、そしてG3。3人の仮面ライダーグロンギと人間(リント)。様々な思惑が混ざり合っていく殺し合い英雄譚。

●最新巻

・14巻が6月5日に発売。

●書評

・原作を無為になぞるような漫画作っても原作ファンはむしろ楽しめないよね!というノリで改変される展開はまさに「井上敏樹ファン向け」なので、井上敏樹が好きなら楽しめるハズだし、井上敏樹が好きなのに本作読んでない人いたらお前井上敏樹ファンじゃねーよって漫画です。

・もうほんと自由。クウガの五代雄介もアギトの津上翔一も原作とはかなり別人です。ただ、それでいいんです。原作は原作、漫画は漫画。

・愛憎入り交じった人間模様が好きな人向け。最後まで立っているのは誰なんだろう。タイトルになっている「クウガ」すら途中退場もありえる。そう思ってます。実際一度海外旅行行ってトラウマ癒やしたりしてたし、雄介。

「ヒーローズ版仮面ライダークウガはマイナーじゃないだろ!劇場版ジオウにも出たメジャー作品だろ!?」そうっすね。うん。俺もちょっとそう思う。

 

◎No.09・ドラゴンボール超 カラー版

●作家名

・とよたろう / 鳥山明

●無料試し読み:21P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=729503_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F729503%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・フルカラー版だから

●ジャンル

ドラゴンボール

●あらすじ

Vジャンプで好評連載中で既刊12巻のドラゴンボール超のフルカラー版が発売されました。

魔人ブウ編の直接の続きで、悟空の新たなる変身やさらなる強敵との戦いが描かれます。

●最新巻

・5巻が6月4日発売。

●書評

ドラゴンボールは原作の方のフルカラー版もあって、そっちは重厚な塗りなんだけど、こっちのフルカラー版はかなりうっすい塗り。それは不満。

・ただ、モノクロとフルカラーで合わせて読んで、キャラクターがまとうオーラがちゃんとキャラ固有カラーになってたり、エネルギー弾の色も固有になっているので、フルカラーで読んだ方がいいや!って漫画になってます。

ドラゴンボール超は売上も高いから漫画そのものはメジャーなのですが、フルカラー版は知らん人多くない?って事でマイナー漫画として挙げさせてもらいました。ドラゴンボールの現在連載中の続編なので、ドラゴンボールが好きな人はみんな買おうぜ。

・モノクロ版はオリコンランキングに載るぐらいのヒット作なんだけど(ドラゴンボールの新刊なんだから当然ではある)、フルカラー版は存在知らん人もいるでしょって思うので採用。

 

 

◎No.10・魔法の天使 クリィミーマミ 不機嫌なお姫様

●作家名

・三月えみ

●無料試し読み:20P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=621400_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F621400%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・身内からのオススメ

●ジャンル

・アイドル、悪役主人公

●あらすじ

・ぶっちゃけ俺、原作アニメ知らないです。

・原作アニメの悪役アイドルである綾瀬めぐみが主人公のスピンオフ漫画で、トップアイドルしてたのにそのトップアイドルの座を自由奔放なアイドルであるクリィミーマミにかっさらわれた、地に足のついた現実的なアイドル。その目線から、魔法使いアイドルというチート存在に地位を脅かされる悪役アイドルを描いています。

●最新巻

・3巻が5月20日に発売。

●書評

魔法の天使クリィミーマミはメジャーだろうけど、今連載中のコミカライズとかマイナーでしょ?

・主人公は悪役アイドルなので、クリィミーマミ変身前の優を監禁したりもしてしまうのですが、ただ、ある意味理不尽な力でトップアイドルを脅かされた元トップが、それでもチート存在に立ち向かおうとするというのは立派なドラマになっています。

・原作知らんけど超面白いので、原作好きな人にはさらに面白いだろうなーって思ってます。「チート存在と戦うチートを持たない人」という構図が好きな人にオススメ。

・っつーか3巻に至っては、クリィミーマミ一切出てきてないのよ・・・。しかしそれでも面白い。

 

◎No.11・であいもん

●作家名

浅野りん

●無料試し読み:7月4日まで1巻まるごと無料

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=759826_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F759826%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・身内の推薦

●ジャンル

・人情、和菓子、疑似家族、恋愛

●あらすじ

・バンドマンとして上京して、恋人にもフられて夢破れ、父入院の報を受けて実家に帰省した主人公(男性)が、和菓子屋の実家に帰ると後継者候補になっている血の繋がっていない小学生の少女がいて・・・。という作品

●最新巻

・9巻が6月25日発売

●書評

・和菓子が美味しそうなのでグルメ漫画的な楽しみがあります。

・ダブル主人公もので、中年に足を踏み込みつつある中年(和)と和菓子屋に引き取られた少女(一果)それぞれの人間模様がクロスしたりする。人間ドラマモノ。

・「和菓子」の界隈では人気作品で、コラボとかも結構しているので「業界の人は知っている」系作品です。

 

◎No.12・1000円ヒーロー

●作家名

・焼き芋ハンサム斎藤

●無料試し読み:

booklive.jp

●読んだきっかけ

マンガワン無料連載

●ジャンル

・ヒーロー、ギャグ

●あらすじ

・突然日本中に出現した怪人。それを倒す為に開発した変身ベルト。しかしその変身ベルトの動力は人間がお金に対して感じる執着心で、主人公の日朝千は1秒間で1000円を消費するレート1000ヒーロー。

・しかし、千はプロヒーローとしての活動はせず、貧乏生活をしながらバイトで稼いだお金で妹を養いながら変身していた。

●最新巻

・10巻が5月12日発売

●書評

・最初は漫画家デビュー作家の荒削りな新連載って印象で、実際最新巻でも絵は対して成長してない感じなのですが(ひでえ)、燃えるシチュエーションや考え込まれた作品世界観や、さらっと面白いギャグ等。ヒーロー作品として実によく出来てます。

・次回作に期待、ではなく、本作をまず読んでって感じの作品。マンガワンで連載中の漫画の中でも読むべき漫画の1つです。

マンガワンの人気作品だからメジャーだろ?って言われそうだけど、本作、電子専売で紙の単行本作られてない時点でドマイナーだと思います・・・。

 

◎No.13・金剛寺さんは面倒臭い

●作家名

とよ田みのる

●無料試し読み:

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=498226_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F498226%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・サンデーWeb無料連載

●ジャンル

・恋愛、前衛芸術

●あらすじ

・本漫画は恋愛マンガの皮を被った前衛漫画です。

・地獄から来た鬼の少年と、鋼の柔道少女が恋に落ちて、その恋とは無関係にアレやコレやが始まるけど本人達にとってはどうでもよくて。

・とにかく実験的な描き方が多数盛り込まれた、おもちゃ箱のような漫画です。

●最新巻

・6巻が5月12日発売(7巻完結)

●書評

・本作は5巻でハッピーエンドを迎えて、6巻と7巻は作者公認の蛇足です。

・で、本作、かなり前衛的な漫画でして、超実験的に自由奔放に描いたエネルギッシュな作品。あまりにエネルギッシュ過ぎてちょっと眩しいぐらい。

・6巻では作者の過去作ほぼ全部の後日談が読めたりします。

・そういうの込みでかなり人を選ぶ漫画だと思います。

・「このマンガがすごい!2019」(宝島社)オトコ編 第2位!
 マンガ大賞2019 第7位!

 って時点であんまマイナーじゃない気もするっちゃする。

 

◎No.14・とんがり帽子のキッチン

●作家名

・佐藤宏海

●無料試し読み:31P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=758714_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F758714%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

白浜鴎先生の原作を読んでるから

●ジャンル

・グルメ、おっさん

●あらすじ

・少女達が魔法使いとしての成長を目指す「とんがり帽子のアトリエ」のスピンオフ。

・教師のキーフリーと同居人のオルーギオ、2人のおっさんが弟子の少女達の為や自分の為に、魔法を使って料理をする。平和なスピンオフ。

●最新巻

・1巻が5月22日発売

●書評

・原作はメジャーだけどスピンオフはマイナー扱いでいいでしょ。

・いわゆるヒット作のグルメ系スピンオフです。幼女戦記でも幼女戦記食堂とかあったしね。

・魔法使いとして既に一流なキーフリー先生とオルーギオがお互いの為に料理を作るのである意味おっさんずラブです。

・当たり前に、当然のように、魔法を使って料理をするので、原作に深みを出すというスピンオフ作品としても良い漫画。

  

◎No.15・世界で一番早い春

●作家名

川端志季

●無料試し読み:51P(7月7日まで)

booklive.jp

●読んだきっかけ

・Kissっていう雑誌がありまして、みんなご存知逃げ恥が連載されてる雑誌ですね。他だとのだめカンタービレとか有名?その雑誌を逃げ恥目的で読んでたら唯一買いたいと思った漫画がコレでした。

●ジャンル

・タイムスリップ、漫画家漫画

●あらすじ

・主人公の女性漫画家、晴田真幌はアニメ化映画化ドラマ化舞台化した大ヒット漫画の有名漫画家。

・しかし、新連載を描くにあたって担当編集に、前作は漫研で死去した先輩の設定ノートのコミカライズだる事を告白する。

・新連載を始める事ができず悩んでいた真幌はなんとタイムスリップして高校時代に戻るが、タイムスリップしていたのは真幌だけでなく、他の人物を巻き込みながらタイムスリップの原因を探る事になる。

●最新巻

・3巻が5月13日に発売

●書評

・私、漫画家漫画ってあんま好きじゃないんすよ。だって、取材要らないじゃん。なんかいろんな作品で、漫画家が取材不要だからって理由で、漫画と無関係なキャラクターを漫画家にするって展開見てから好きじゃなくなったの

・なんだけど、漫画家漫画ではなく、何かひねってあると好きです。例えば「月刊少女野崎くん」「めしにしましょう」とかね。漫画家漫画以外に本題があると好き。

・で、今作の本題は、タイムスリップです。作中人物達は作品内でもタイムスリップするのですが、記憶を引き継ぐ参加者毎のループ回数が違ってて、途中参加アリ。タイムスリップの鍵になるのは設定ノート。ここまではわかっている。

・タイムスリップに参加する人毎の人間模様や感情が面白い。そんな漫画です。

 

◎No.16・好きな子がめがねを忘れた

●作家名

藤近小梅

●無料試し読み:21P

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=586748_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F586748%2Fvol_no%2F001

●読んだきっかけ

・身内からのオススメ

●ジャンル

・中学生同じクラス隣の席恋愛モノ、不思議ちゃん、ヘタレ男子

●あらすじ

・超目が悪い女子中学生の三重さん。その隣の席の小村くんは三重さんがメガネを忘れた事をきっかけに三重さんの事が好きになって・・・。

・ただ、その三重さん。かなり不思議ちゃんと言うかメガネを忘れた時の行動が距離感ぶち壊れた人だったのです・・・。

●最新巻

・5巻が5月22日に発売

●書評

・月刊ガンガンJOKERとか誰も読んでないしマイナーでいいよね?

・恋愛モノなんだけどまーアレですよ。ヒロインの三重さんがすげえ不思議ちゃんで距離感ぶっ壊れてて、対する小村君も三重さんの事好きなのにすげえ消極的で、中学生って設定じゃないと許されてない作品ですよコレ。

・すっぺ。あまずっぺ。ほのぼのしてる。読んでるとちょっと辛くなる。

・恋愛モノでローリングしたい人向け。

・基本的にメガネを忘れて森羅万象ぼやけて見える少女を介護する話です・・・。結構人を選ぶとは思う。ので、そろそろ普通に付き合ってほしい。

 

以上、

10ブクマぐらいついたら3月4月分もやります・・・。

と言うか2ヶ月に1回はやらんといかんね。

 

 このエントリの執筆にはだいたい3時間ぐらいかけました。